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この国の本当の仕組みーーその7(間違った理解は「地獄」を作る)

susa

この国の本当の仕組みーーその7(間違った理解は「地獄」を作る)

 医者が、「病気を治したい」と心の底から思っていたとしても。
 病気の見立てが間違っていたら、治療は意味のないものになるどころか、往々にして病態を悪化させる結果に繋がります。

 有名な例は、中国の皇帝「始皇帝」で、かれは不老不死の妙薬と信じてヒ素の入った「薬」を飲み、砒素中毒で死にました。
 当時、既に砒素が猛毒であるという事実は中国では知られていたようですから、薬とかこつけて毒を盛られ暗殺されたと解釈することもできますが、ここでは当時の政治的な問題を掘り下げることは辞めておきます。

 ただ。

「○○すれば良くなると思った」
 という感情に流されて行動することが、如何に危険であるかは、ご理解できると思います。


「国の借金1000兆円をとにかく何とかしなければいけないと思った」
(世界中の日本以外の全ての国が、原則としてこの問題に経済の規模を大きくすることで対応しているのに、なんで、日本は経済規模を現状レベルに止める前提で対応するのですか?)

「消費税を上げれば福祉が充実すると思った」
(予算を増やさなければ、税をいくらとっても充実はしませんし、社会全体が疲弊して活力を失ってしまえば、予算を増やすことさえ出来ません)

「中国を軍事的に封じ込めれば、日本は復活すると思った」
(日本は自国への投資を押し見続けてきた結果、中国に《経済》で負けてしまったというだけの話なのに、なんで、それを軍事的なオプションで解決できると思ったんですか?)

「諸外国に謝罪し続ければ日本は世界から尊敬される国になる」
(《ひたすら周りの人に頭を下げている偉人》が、歴史書の中に、1人でも登場しますか?)

「将来世代につけを残さないために、国の借金をゼロにしなければいけない」
(「国の借金」なんて、データ上の架空の概念で、そんな架空の概念のために、若者世代の生活を切り詰めて、可能性を奪い取って、なにが「ツケを残さない」ですか?)


 ちょっと口が上手い人間なら、同じ現象を、良くも悪くも表現できる能力を持ちます。
 言い換えれば、それは、「何を正しいと思うかも、本人の都合で幾らでも変えられる」ということです。
 それはつまり、「○○だと思った」なんて動機は、それ自体では全く根拠になり得ない、という事です。


 根拠足りえるのは、それを様々な角度から検証し、「本当にそうなると、論理的に説明できた時」です。

 何処かの誰かに刷り込まれた「○○すれば良くなる」のは、それを言い出した「誰かさん」だけで、実際に私達を連れてゆかれるのは、そんな「誰かさん」に都合よく道具として利用されるだけの世界。
 物や家畜や奴隷のように扱われる状態。
 責任だけ負わされて、良いことは全て持っていかれてしまう状況。

 まさに、「この国の30年間」は、そんな感じではありませんでしたか?

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Posted bysusa

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