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この国の本当の仕組みーーその6(心頭滅却すれど、その火は消えず)

susa

この国の本当の仕組みーーその6(心頭滅却すれど、その火は消えず)

 少し前、毒も薬も、結局は同じものだと書きました。
 薬は毒になるし、毒は薬になります。

 つい先日、私がそのことを、強く意識したのは、Youtubeの動画を見ていた時でした。
 このかたの動画です。

クリスの部屋


 クリスさんの「クリス」と「クスリ」を引っ掛けたわけではありません。
 動画そのものは、素晴らしいものだとも思います。
 心の問題を、脳科学や心理学の手法に基づいて解決してゆこうというような感じの動画です。
 クリスさんの「クリス」と「クスリ」を引っ掛けたわけではありません。
 動画そのものは、素晴らしいものだとも思います。

 でもね。

 私はふと、この方の動画ですら、「毒」や「麻薬」になるんだと、感じたのです。
 どういうことかというと、余りにもこの方の言葉に説得力がありすぎて、聴いていて「それで問題が解決するかも」と、疑り深い私でさえ、納得させられかけてしまうのです。
 単純な方だと、手放しで「その通りだ!! 素晴らしい!!」と受け入れてしまうかもしれません。

 でもね。

 心頭滅却すれば火でさえ涼しく感じるのかもしれませんが。
 心頭滅却しても、火事は消えないのです。

 問題が「世の中」からやってきている場合、どんなにその問題から目をそらす技術を磨いたところで、状況は改善しないのです。

 セイタカアワダチソウがあたり一面に猛スピードで広まってゆく時に、「セイタカアワダチソウだって綺麗だと思えば綺麗だ」と納得してみたところで、セイタカアワダチソウの拡大は止まらないのです。

 日本経済が政治の失策でどんどん悪化してゆく時に、「俺が頑張れば(俺は)豊かになれる」とか言ってみたところで、経済の悪化は止まらないのです。

 心の中は平穏になるかもしれません。
 自分の周辺だけは潤うかもしれません。

 でも、外部の状況はそれでは変わらないのです。


 だとすれば、これはもはや「薬(治療法)」ではありません。
 感覚を麻痺させる「痛み止め」や「麻薬」、あるいは「毒」としての作用のほうが強くなります。

「これは万能薬だ。私の全ての問題を解決してくれる!!」と思ってすがった時、「薬」は「毒」や「麻薬」になります。

 それ故、「神(宗教)」は簡単に「毒」や「麻薬」に化けます。

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Posted bysusa

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