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この国の本当の仕組みーーその5(内と外を区別する)

susa

この国の本当の仕組みーーその5(内と外を区別する)

 物事には、内面と外面があります。

 そして、この二つは基本的に交わることがありません。
 ただし、「接点」はあります。
 私の内面と外面を結びつけているのは、私自身です。私が、内面的な事情から外部に働きかければ、それは、外面に対してなんらかの影響を及ぼすでしょう。でも、それは「私自身が実際に動いたから」であって、「内なるパワー」とかじゃありません。

 火事が起こった時。
 どんなに祈っても、火は消えてくれません(燃えるものがなくなれば消えます)。
 火事が起こった時。
 やばいと思って、実際に消火活動をすれば、鎮火する可能性があります。

 この違いです。

 心の中でどんなに必死に祈っても、そのエネルギーが直接、外部に伝達されることはないのです。
(つまり、「超能力」みたいな世界)

 戦争中、日本の呪術者が必死に「アメリカ打倒」の祈願を行い、同じ頃にアメリカの大統領(ルーズベルト)の死去が重なりましたが、普通に考えれば、この一致は「偶然」でしょう。本当に祈りが通じたのであれば、ルーズベルトの後も、次から次にアメリカの有力者が死んでゆくはずです。(ルーズベルト1人が死んだからって、何になるというのですか?)

 これは、超能力やスピリチュアルを信じる信じないとは別の問題です。
 超能力やスピリチュアルを信じていようが信じていなかろうが、「火が小さければ、とりあえず水をかけるとか消化器で消すとかしろ」「それで足りないような火事の時は速やかに119番通報をしろ」。
 間違っても、「火事の第一発見者になった時は、神に祈るな。超能力を使おうとするな」って話です。

 心臓が停止している人に出くわした時も同じです。
「何も考えず、まずは人工呼吸をしろ」「速やかに119番通報しろ」って話です。

ノートルダム寺院
フランスの炎上中のノートルダム大聖堂 2019年4月15日 ノートルダム大聖堂から出火。またたく間に火が広まり、全てではないが、建物の上層部と多くの美術品等が失われた。フランス政府は、これを再建することを宣言し、現在工事が行われている。


 今年の4月に、フランスのノートルダム大聖堂が焼失しましたが、出火の原因は、おそらくは改修工事の作業工程のいずれかの箇所から、火花が飛び散って引火したものと考えられている。
 また、この建物の再建は、神への祈りが天に通じたとかではなく、単純に、「政権の人気取り」みたいな事情から。

 ただ。
 この火事が、たまたま、運命的なめぐり合わせで、その人にとって「特別なメッセージ」みたいに見えることは、起こりうる話し。
(私も、この火事の時に「なにかのメッセージ」のように感じた記憶があります。ただ、それが具体的にどんな内容だったはもう思い出せません)

 なぜ区別するかっていうと。
 分けて処理する方が、物事の本質に近づけるから。
 本質に近づければ、問題が解決する公算が大きくなるから。

 逆を言うと。
 人々を問題の本質から遠ざけて、問題を何時までも解決させないでおこうとする人はーー
 何でもかんでも、特定の結論に結びつけてしまおうとする。
 そうして周囲をケムに撒いて、利益を吸い取れるだけ吸い取る。


 本当の名医なら、手術の必要がある手術は「手術する」。薬で治る時は「薬を出す」。カウンセリングとかが必要な時は、そのような施設等を紹介する。

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Posted bysusa

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