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政治経済ストラテジー・(「SDガンダム・ネトウヨ戦記」)

susa

政治経済ストラテジー・(「SDガンダム・ネトウヨ戦記」)

SDガンダム(ファミコン)
SDガンダムカプセル戦記  ファミコン・ディスクシステムとしてバンダイから発売された初代・SDガンダムカプセル戦記。
ゼルダの伝説の爆発的人気で一気に普及したファミコンのディスクシステムは、僅か500円でディスクの書き換えを行うことが出来た。そのため、子どもたちは「このゲームつまんねぇ」と思うと、お金をかき集めて(大抵は親に断らずに)とっとと違うゲームに書き換えてしまった。現在、ネットゲームなどで「ガチャガチャ問題」
が一部で深刻な問題となっているが、このゲームこそ、まさにその走りだったのかもしれない。(絶対に違いますので、良い子は信じこまないでください)

SDガンダムカプセル戦記

 SDガンダムガチャポン戦記シリーズは、ファミコン版として登場しまた当初から、ガンダム愛好家のハートを鷲掴みにしてしまいました。ディフォルメされたそのデザインはファミコン程度のグラフィック性能でもかなり見栄えがして、「画面が汚い」とい声は全く聞かれませんでした。
 対戦型ゲームですが、コンピューターの思考能力もそこそこで、子供が遊ぶ分には、十分だったと思います。
 ですが、このゲームのターゲット層である小中学生は、そのありあまる時間をフルに活用して、友達と遊んだはずです。
 そして、(えげつない一方的な殺戮劇の果てに)いくつもの友情が壊れていったことでしょう。
 このゲームも、「経済」が重要なカギを握ります。
 マップ上に多数存在する都市やコロニーを占領することで収入が増えてゆき、予算があればあるほど、強力なモビルスーツを生産することが出来るからです。
 価格の易いザクやドムは、ガンダムぐらいまでの敵なら上手くやれば勝てる時もあるのですが、その後に登場する百式やZガンダムといった強力なモビルスーツには全くと言っていいほど歯が立ちません。

 ところが。
 劣勢になると、頭でそんな事は百も承知でも、ドムを作る以外に選択肢がない、というような状況に陥ります。ドムすら作れなくなったら、ザクを作るのですが、ザクは移動範囲でドムよりさらに劣りますので、相手の強力なモビルスーツが何機か拠点付近に近づいてきていたら、もはや負けは確定です。

 まぁ、戦術的にデタラメでも、「予算がある内」は派手にドンパチ出来るんで、適当な所でおしまいにするんなら、下手でも楽しめるのかもしれませんが。
 逆を言えば、「予算」的にシビアな状況になると、派手なドンパチなんて出来ないってことです。
 じっくりと、戦力を充実させ、その間に可能なら、相手陣営の兵力を削ぎ落としつつ、国力を高めます。
 でも、条件的には相手も同じですので、相手が上手なら、次々に前線に強力なモビルスーツが現れて、あっという間に自陣の防衛戦が崩壊するという事態に陥ります。
 この部分(赤字箇所)だけを抜きだして考えると、ネトウヨ的な「増税してでも借金してでも自衛隊の兵力を増強して海外で戦えるようにしろ」というような発想もわからないわけではありません。

SDガンダムGX
SDガンダムガチャポン戦記Xの戦闘画面 スーパーファミコン用として開発された本作では、集団戦闘などの要素が追加され、戦略性が更に高まった。この頃が、シリーズの絶頂期で、続作はリロード時間が長くなったり、思考能力が許容できないほど劣化したりして、ゲームとして成立しない状況に陥っていった。

 でも、よく考えてください。
 全ては、「経済力」を基盤としているのです。
 全てを絞りとるような形で兵力を増強しても、その兵力も損耗してゆきます。
 1回の出撃毎に整備や部品の交換が必要になります。
 そうすると、かりに向こうが世代遅れの兵器を使用していたとしても、結局は膠着状態に陥ります。
 そして、相手がその後も着実に兵器のローテーションを行っているというのに、経済的に無理をしすぎた自分たちの側は、余力が完全に付きてしまって、もう後続を送り出せない……などということになったら、後は「アリの一穴」から敵が侵入してきて、怒涛の勢いで内側から崩されてしまうことになるのです。
(第二次世界大戦時の日本やドイツが、このパターンで敗北しました)

 そして。
「経済力」とは「企業利益のことではありません」。

SDガンダム(WS) 
SDガンダムカガシャポン戦記 携帯ゲーム機ワンダースワン用に発売された作品。ファミコン版の焼き直しで、「時代遅れ感」が半端ではなかった。もう少し練りこんで作ってくれれば、倍や3倍売れたのではないかと思う(購入者がガンダム愛好家のオジサンだけだったとしても)が、「コレクションする価値もない」と思われてしまったのかもしれない。

 第二次世界大戦時、日本やドイツの国民は、「我が軍は無敵神話」に踊らされ、それを信じこんでそれ以外を犠牲に無理をし続けた挙句、「我が国は無敵じゃない」という神話崩壊状態に陥った時、もはや打ち出す術が残されておらず、「最終防衛ライン」「本土防衛ライン」「絶対防衛ライン」などの机上の線を描いては、描き直しながら、「あてもない奇跡」を待ち続けるという悲惨な末路をたどりました。
(そして、「軍人」と「軍事力と深く結びついた政治家」が権力を一手に握ってしまった政治体制の下では、最後まで「戦争以外の解決方法」を見つけ出すことは出来ませんでした)

 
 改造ゲームの動画。ゲーム発売当時存在しなかった機体を登場させたり、ゲームには無いはずの演出や機能を追加したりと、もう、やりたい放題。


 ゲームであれば、気に喰わないからと「改造」しちゃうとんでもない人も居ますけど。
 しかし、現実は、そうはいきません。
 都合の良いところからやり直したくてもセーブ機能はありません。
 開始時からでいいやと言っても、リセットボタンもありません。
 ですから、「勝利」から真逆の方向に続いているとわかっている選択肢を取るわけにはいかないのです。

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Posted bysusa

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