FC2ブログ

政治経済ーー14(没・「絵空事」を通じて図る、妄想からの脱却)

susa

 政治経済ーー14(没・「絵空事」を通じて図る、妄想からの脱却)
 グフ(ドダイYS)
ドダイYSに乗って飛行するモビルスーツ「グフ」の部隊
 ドダイYSのベースとなったドダイは、対地攻撃に特化した攻撃機であった。垂直離発着能力を有することから、F-35Bの末裔と考えることも出来る。(この世界には、ミノフスキー粒子という電磁波を遮断してくれる技術が存在するので、ステルス性はそれほど重要ではない)。ジオン軍は、このドダイのありあまる搭載能力に目をつけて、モビルスーツを上に乗せて輸送や空中戦闘に用いるという、馬鹿げたことを考案した。

 今回の記事は、内容に大きな誤りがあります。
(モビルスーツは、ハリケーンが来ても空に舞い上がりません)
 でも、その「ハリケーンで宙に舞い上がるモビルスーツ」「台風で遠くまで転がっていくモビルスーツ」という馬鹿げたシチュエーションが、やたらとツボにはまったので、恥を承知で残します。
(反転文字の部分が元記事です。原稿の修正はしていませんが、内容的におかしな箇所があるのでこのような形にしました)

 風速60メートルもあると、人間は飛びます。
(飛ぶというか、どこまでも転がり続ける。風の強い日の空き缶みたいなイメージ?)
 100メートルもあれば、舞い上がります。
(たんぽぽの綿毛みたいなイメージ?)
 これは、身体の表面積が受ける風の力が、物体を地上に押しとどめておく力を上回ってしまった結果です。
 ちなみに、ここで言う風速は、気象庁の定義した「1秒間に何メートル進むか」です。

 ある人の身長が180センチ。体重60Kgの人を仮定して、その人の表面積を1と定義します。
 一般的なモビルスーツ(全長18mぐらい)は、人間とほぼ同じ形状をしており、その縮尺はおよそ人間の10倍です。
 ということは、モビルスーツの表面積は、人間のおよ100倍ということです。


 一方で、モビルスーツの重量というのはだいたい46トン程度です。
 重量は、縦✕横✕高さなので、もし、体重60キロの人間がそのままモビルスーツと同程度までスケールアップしたら、60x1000=60トンです。

(1トン=1000kg。計算しやすいなぁ)

 意外にも、鉄の塊というイメージのモビルスーツですが、肉よりも軽いのです。
 では。
 この事実は、いったい、何を意味するのでしょうか?
 それは……

 秒速40〜50メートル程の風を受ければ、モビルスーツはみっともなく地面を転がってゆくという、恐ろしい事実です。
 秒速60〜70メートル程の風を受ければ、モビルスーツはみっともなく宙に舞い上がるという、恐ろしい事実です。
 例えば、ハリケーンに吸い込まれたモビルスーツは、空に舞い上がるんですよ。
 台風の暴風圏内では、モビルスーツが次々になぎ倒され、とんでもない方向に転がっていくんですよ。
(「連邦軍の秘密兵器かぁ」とか言いながら)

 ということは。
 ドダイYSは、最高速度を秒速30メートルぐらいに押さえて飛行しないと、グフは上に立っていることが出来ないって事です。
(寝かせて、ワイヤーとかで固定してれば話は変わる)

 秒速30メートルを時速に換算すると120キロほどです。時速120キロ。お解りですね。
 これは、自動車のレベルです。
 道路交通法の下では違法とされる速度ではありますが、実際問題、これより早いスピードで公道を走っている車も、時々います。
 その程度の速度です。

 まかり間違っても、この程度の速度で飛行機(ドダイYS)が空を飛ぶ、なんて事は起こりえません。
(木とか布とか紙とかで作った、軽量のものは飛びます。グライダーとかも、余裕で滑空します)
 結論としては、「ドダイYSはグフを乗っけて空を飛ぶことが出来ません」です。

 ですが、その後のZガンダム、ZZガンダム、UCガンダムにおいても、ドダイYSの後継機達の上にモビルスーツが乗っかって、空をかっこ良く飛び回るシーンが登場します。
 まぁ、カッコいいからっていうか。
 スポンサーであるバンダイが、「モビルスーツをなるべくたくさん登場させろ」と言い出したら最後、そういうシーンを入れざる負えないわけですね。
 大人の事情です。
 そして、「絵」という形で頭に深く刷り込まれてしまった子供が、そのまま大人になると、「ドダイの上にモビルスーツが乗っかってる」という姿に、違和感を全く感じない大人が出来上がります。


 いいんですよ。別に。
「ドダイの上にモビルスーツが乗っかって、戦う」を信じても、実生活に影響はありませんから。だって、ドダイもモビルスーツも、実在するわけじゃないから。

 ところが。
「国の借金」
(赤字国債を発行し続けると、国家財政が破綻するので、国民生活を犠牲にしてでも、厳しい納税義務を負わせ、公共投資は可能な限り削減する)みたいな事を信じこんでしまった場合、「実社会に害をもたらす、化物」と化します。

「アメリカは日本の同盟国」(日本とアメリカは対等な関係にあって、お互いに意見し合いつつ、互いの利益を守り合っている、という認識)みたいな事を信じこんでしまった場合、「実社会に害をもたらす、化物」と化します。
 だって。
 日本はアメリカの従属国。実質的な植民地状態だから。

 だから。
 まず何よりも日本が行わなければならないのは、「アメリカからの自立」。
 それが出来ない限り、アメリカの都合で好きなように料理される、「犠牲(ATMとも言う)」の役を演じ続けなければならなくなります。
 グフを乗っけたドダイYSは、空を飛ぶなんてあり得ないし、日本にとってアメリカは、味方じゃなくて「鎖」だってことを、認識しましょう。
(そのうえで、
個人の責任の及ぶ範囲で、妄想を楽しみたければ愉しめばいいです)
 間違っても、「日本とアメリカは同盟国だから、軍事関係をもっと密にしなければいけない」みたいな事は、口に出したり文書でネットに発表したりしないでください。
 それは、現実に反していますから。


 この国に必要なのは、「鎖」を断ち切って、真の独立国となることであり、まかり間違っても、鎖を強化することではありません。
(どっちかっていうと、「政治・経済」というより「科学」な話でした。ってか、時速120キロで右に、左にハンドルを切る自動車の上で、立ってアレコレ出来る人間なんて居ないのは常識で考えれば明らかだし、モビルスーツだってそれは同じって話です)


つづく

スポンサーリンク

Posted bysusa

Comments 0

There are no comments yet.

Leave a reply