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政治経済ーー11(「異端児」の活用で切り開く、窮地における活路)

susa

 政治経済ーー11(「異端児」の活用で切り開く、窮地における活路)
 ホワイトベース
ホワイトベース
 宇宙線としては、相当不格好な部類に入る、軍用艦。格納庫を船体全面に配置するという、実に斬新なフォルム。というか、犬。というか、スフィンクスに似ている。敵艦と真正面から砲撃戦になったら、高い確立で格納庫が破損して、手も足も出せなくなってしまうことを、全く考慮しない潔い構造。赤や黄色い部分については、「弱点はここです。ここを狙って攻撃してください」と言っているようにさえ思える。ジオンに負けず劣らず、連邦軍の中にも岡本太郎の精神の継承者が居たのかもしれない。

 ガンダムの世界では、両軍の拮抗した軍事バランスを各方面で解消しながら、連邦軍を勝利に導いた、影の立役者のような存在、ホワイトベース。
 囮としても重宝されましたが、戦争ではなく、サッカーのような団体競技などでも、このような「トリックスター」の存在は、しばしば、重要な意味を持ちます。

 皆が同じ集団に属し、皆で同じような行動をしていたら、上手くいっている時に問題が浮上することは殆ど無いですが、一度、何かに躓いてしまった時には、どうすることも出来なくなって、「お手上げ」という結末を迎えてしまう恐れがあります。
 特に、バブル崩壊以後の日本企業の衰退パターンというのは、「全員で袋小路に入ったまま出られなくなってしまった」事によって負けパターンに陥り、そこから抜け出せないまま、ジリジリと体力を削られてしまった、というのが定番だったように思います。
 同時に私達は「奇抜な人材」が現れた途端、息を吹き返したという事例も、沢山目の当たりにしてきました。
 逮捕、勾留をきっかけに、日産のトップという地位を追われてしまった、カルロス・ゴーン氏などは、まさにこの種の「異端児」でした(トップなので、「独立部隊」ではありませんが)。
 もっとも、「異端児」だから全てにおいて優れているのか、といえばもちろんその答えはNOで、私利私欲の追求を初めてしまったからこそ、カルロス・ゴーン氏の顛末は、あのような形になってしまったわけです。

 政治の話をしますと、今、政治系ブログを幾つか覗いてみると、奇妙なことに気がつくのではないかと思います。
 それは、国政選挙のまっただ中だというのに、どういうわけか「韓国」の話題しか語らないブログが大量に存在する、ということです。

 大勢が国政について語り合う中、少数が韓国の話題に固執している、というのなら、それはそれで構いません。
 ですが、どんな状況であろうと、皆が一貫して韓国の話題だけで盛り上がる、というのは、異常で、もはや、「政治参加」を放棄したのと同じです。

 例えるなら、第二次世界大戦冒頭におけるフランスが、「我が国にはマジノ線という無敵の防衛戦があるのだ!!」と慢心しているような状態。
 ドイツは、マジノ線を包囲するようなふりをしながら、深い森を戦車部隊に突破させ、一気にフランスの首都をめがけて突進しました。

ズゴック(GM)

連邦軍本部ジャブローを攻めあぐねていたジオン軍が、ジャブロー基地の内部に潜入し、連邦軍が着々と整えていた「戦力増強」を妨害し、あわよくばそのまま、攻略戦に持ち込んでしまおうと目論んだのは、ジオン軍の中で独自に行動を行っていたシャアの部隊でした。
これは、設置していた爆弾が発見されてしまったために成功しませんでしたが、もしも、この破壊工作が成功していれば、虎の子のモビルスーツと生産施設を破壊され、おまけに基地の正確な位置まで特定されてしまった地球連邦軍は、もはや手詰まりとなり、降伏に近い形での停戦を受け入れたはずです。

 今の政治が行き詰まってしまっているのは、完全に、「みんなで間違ったパターン(負のループ)」に陥ってしまったからです。このループには、どこか必ず「状況の誤認」のようなものがあるはずなのですが、集団
の中にどっぷりと浸かりきってしまった人には、どこが誤りだったのか、なかなか見当を付けられません。
 こういう時、問題箇所を手際よく指摘できるのは、集団から一歩も二歩も足を踏み外してしまった人間。つまり、「異端児」です。

 防衛問題が大事だから、「自民党を支持するしか無い」とか、憲法を改正すれば日本は甦る、とか思い込んでしまっている人は、「なぜ、軍事問題を解決すれば、日本が復活するのか」を、論理的に考えなおしたほうが良いです。
 日本がここまで落ちぶれたのは、防衛力が足りていなかったからではありません。
 自滅コースを辿ったからです。
 そして、現状の日本が陥っている自滅コースからぬけ出すことと、「軍備」との間に、因果関係はありません。
 日本が自滅してきた理由は、デフレをありがたがる人々が、社会がデフレ状態に留まるようにコントロールしてきたからで、その手段の一つが「消費税」です。
 ですから、日本が復活するために必要なことは、「消費税の廃止」を真剣に論議することです。これは、自民党にも、公明党にも、立憲民主党にも、出来ません。
 なぜなら、彼らは「消費税を容認する側」だからです。

 他方、今回の選挙では、とうとう「消費税廃止」を公約に掲げる集団が現れました。
 やはり、その集団は「異端児」の集まりでした。
 時代の転換点は、良くも悪くも、そのようにして訪れるのだと思います。

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Posted bysusa

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