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政治経済ーー04(「宇宙移民政策」で探る少子化問題の解法)

susa

政治経済ーー04(「宇宙移民政策」で探る少子化問題の解法)
スペースコロニー内部
スペースコロニー内部の光景 人口爆発という人類の存続に対する最大級の脅威への対処として、人類は宇宙移民政策を実行に移した。自重に
よって押し潰されそうになった人類は、確かに愚かではあったが、神に対して「人類を消し去ってください」と願うほどには愚かになりきれなかった。故に、神はもはや人類の希望足り得なくなり、代わりに人類に希望の光を差し伸べてくれたのは、果てしなく広大な『宇宙空間』そのものであった。それ故に、人類は「西暦(神)」を捨て、新たな世紀を「宇宙世紀」と名付けた。

 ということで、何時まで続くかは不明ですが、とりあえず4回目なのですよ。

人類が増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになって、既に半世紀。
地球の周りには巨大なスペース・コロニーが数百基浮かび、
人々はその円筒の内壁を人口の大地とした。

その人類の第二の故郷で、人々は子を産み、育て、そして死んでいった。
宇宙世紀0079。
地球から最も遠い宇宙都市サイド3はジオン公国を名乗り、
地球連邦政府に独立戦争を挑んできた。

この一ヶ月あまりの戦いで、ジオン公国と連邦軍は総人口の半分を死に至らしめた。
人々は自らの行為に恐怖した。
戦争は膠着状態に入り、8ヶ月あまりが過ぎた。


(アニメファンの)皆様の耳にタコを量産しまくってくれた、機動戦士ガンダムの序盤の数話において、冒頭で語られる有名なナレーションでございます。

 ガンダムワールドのオフィシャルな設定では、一年戦争の開戦直前の人類の総数は100億だったそうですから、1年戦争中に50億前後になったということになります。
その後もそれなりに死んでいったのでしょうから、一年戦争後の総人口は40数億人ぐらいなんでしょうか?

 ところで。
 宇宙世紀元年の時点での総人口はどのくらいだったでしょう?
 私は、おそらく、
130〜140億程度だったと想像します。現在の倍よりちょっと少ない感じ。

 おい。計算間違ってないか? どうして減ってんだよ!!
 とお怒りの方も居るでしょう。
 ですが、これは論理的に考えた結果なのです。
 まず。
 宇宙世紀の最初の10年で建築用の小型コロニーが幾つか作られ、ここを拠点に本格的な居住用コロニーが建造され、20年代から大規模な移民が始まったと仮定しましょう。
 宇宙へゆくのは、誰ですか?

 主に若者と、それよりある程度上の世代。上限は55ぐらいでしょうか?
 ハッキリ言って、働けない老人を宇宙に上げる事に意味なんてないのです。
(開梱のために開拓地に人を送り込むのに、老人を送っても意味がありません)

 ということで、本格的な宇宙移民政策が実行に移されるようになると、地球では若者の数が激減することになったはずです。
 結果として、経済活動は大きく落ち込み、深刻なデフレと少子化が生じます。
 そして、これは連邦政府がその威信をかけて行っている「人口抑制」の一環なので、少子化対策なんて行われませんし、雇用対策などもまともには行われないでしょう。
 死なない程度に(暴動が起こらない程度の)衣食住は保証してくれるのでしょうが。

 ところが、圧倒的大多数の一般市民が苦しんでいるその影では、利権を手にした者達が莫大な富を築きあげてゆき、彼等は実質的な「貴族階級」となります。

 あれ?
 どっかで観たことのある光景ですね?

 一方で、宇宙都市での生活が幸福だったとはとても思えません。
(高度にシステム化されていて、空調もバッチリなので肉体的には快適だったかもしれませんが……、精神的には物凄いストレスがあったはずです)
 特に、宇宙市民達の結婚や出産に対しては、強力な障壁が儲けられたはずです。
 何故ならば、宇宙における人類の居住可能空間は、すべて人間の手によって創りだされた人工空間であり、有限で、しかもとても僅かしかないからです。

 こうなると、宇宙でもやはり、猛烈な勢いで少子化が進んでしまう以外の未来はあり得ません。

 ところが、地球連邦政府は『宇宙開発』に対して天文学的な額の投資を行っています。
 そのうち、それが民間に払い下げられます。
 その民営化された企業の株式はーー上で述べた「貴族化」した人々が残らず買い漁ってしまい、ますます富の一極化が進行します。

 早い話、『政治』『経済』は死んだも同然になります。
 政府は、市民を救うための存在ではなく、人々を管理する事が役割になってしまいます。

 ですから、一般庶民の暮らしは年々貧しくなってゆくにも関わらず、その状況は放置されます。
 何故か?
 一般庶民を救済するということは、貴族達が手にした金づるを手放す事、貯めこんだ資産をインフレで激減させるという事を意味するからです。
 まともな精神の持ち主であれば、こんな非人間的な環境には耐えられないので、やがて、地球でも宇宙でもテロが横行するようになったでしょうし、特にスペースコロニーにおいては、「地球連邦からの離脱」を目指す活動が活発化するでしょう。

 そうやって、人類の総数は宇宙世紀5〜60年ごろまで、順調に減り続けていったと思われます。
 そうすると、スペースコロニー内にある程度余裕が生まれます。
 こうなると、地球連邦政府も「結婚・出産を奨励」するようになるかも知れません。

 ただし、その為には素行調査などが行われるのかも知れませんが。

 なんで、デフレ&少子化が止まらないかというと、一つには「人口抑制政策(地球環境の保全)」という「大義名分」があり、もう一方には「これまでの社会の仕組みから富を吸い上げるシステム」が確立されてしまったという現実があります。金に群がった人々が、このシステムの変更を許さないのです。
 これは、「宇宙世紀」も「現代社会」も同じです。

 そして、過去にも似たような現象は起こっています。
 特にわかりやすいのが、14〜19世紀の西洋社会です。
 西洋社会はアフリカ、アジア、アメリカ大陸、オーストラリアと、次々に征服してゆき、人を送り込み、徹底的に搾取する体制を確立してしまいました。
 その結果、彼等は「キリスト教」という隣人愛を唱えるご立派な宗教を信じているにも関わらず、「あいつらは人間ではない」
というとんでもない詭弁をでっち上げ、無理やり自分たちの搾取を正当化してしまいました。
 このような体制は、最初の段階で市民(国民)による「革命」による旧統治者の一層
という暴力によって一部が改善され、次いで植民地における「独立戦争」(時に平和的な交渉)によって大きく改善されました。

 要するに、「デフレや少子化は支配者の都合」だよ。
 ってことです。

 政治家達の竹中平蔵に対する接し方を考えれば、納得できる話でしょ?
 逆を言えば、「社会と経済の健全化」に必要なのは、社会のトップの首の挿げ替え」って事です。

鉄仮面(F-91)
90年代に登場した、変な思想集団の上級幹部 「人類の未来は、高潔な知的エリートによって導かれない限り閉ざされてしまう」みたいな頓珍漢な主張を掲げ、相変わらずの「人口抑止政策」を推し進めようとしたカルト・テロ集団の上級幹部。言ってみれば、「与党のデフレは悪のデフレ」「俺達のデフレは正しいデフレ」みたいな理屈。存在自体が巨大なバグ。
こういうタイプは、野党に沢山いる。不特定多数だから、彼はあえて仮面を被っている?

岡田(防御服)
岡田克也(写真・左から3人目、フードを被り、額にゴーグルを着用している人物) 鉄仮面の乗るMAラフレシアはF-91の残す粒子によって撹乱されて敗北を喫したが、岡田さんは自らがイオン(粒子)をばら撒いて頑張っている。

 私は別に、いまの権力者や大資本家をふん縛って断頭台に送れとか言ってるわけじゃないですよ。
 ですが、「バスの行き先」を変えるためには、「運転手」を変えるしかないんです。
 なぜかって?
 運転手が、「セルフ・マインドコントロール」によって、このバスは自分の私物なんだと思い込んでしまっているからです。
「自分の私物」だと信じ込んでいるから、周りが何を言っても彼等は結局、自分の都合を優先して好き勝手をします。


 自民党の過去の公約を見れば判るでしょ。
 ことごとく、嘘が書かれているでしょ。

 自民党にとって、「少子化」「デフレ」は都合が良いことなんです。だから、延々とこの状態を続けてきたんです。
「少子化」「デフレ」を脱却するためには、連中を退場させるしかないんです。
ついでに言うと、「既存の野党」も基本的に「少子化」「デフレ」が大好きなんです。
なぜかって?
理由は幾つも有るだろうけど、わかりやすいのは、“自分の持ってる「株価の値段が上がる」
からかな?
与党も野党も、その点では、同じ方向向いているんですよ。

つづく

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Posted bysusa

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