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政治経済ーー01(「ファースト・ガンダム」で解る民主党政権時代)

susa

政治経済ーー01(「ファースト・ガンダム」で解る民主党政権時代)

このブログでもたびたび名前を上げてきた、機動戦士ガンダムというアニメ作品。
アニメになんて興味ない、という方にも解るように掻い摘んで説明すると。

①地球連邦政府という汚職まみれの統治機構が、市民(地球で唯一の統一政府なので、この場合の市民とは「全人類」に該当します)を弾圧してやりたい放題やっていた。

②宇宙都市サイド3がジオン公国を宣言して、「宇宙市民の正当な権利を確立する」という大義名分を掲げて、地球連邦政府に対して戦線を布告。奇襲戦法と新兵器の投入、及びコロニー落としという前代未聞の大量虐殺によって、地球連邦政府軍に壊滅的な打撃を与え、圧倒的に有利な軍事状況が発生した。

コロニー落とし
コロニー落とし 宇宙での人類の生活の場として作られたスペースコロニーを、質量兵器として地球に落着させ、戦争の早期終結を期待したが、地球連邦政府は徹底抗戦の構えを崩すことはなかった。まぁ、もし負けを認めたら、これまで行ったあんな悪事やこんな悪事がみんな暴露されてしまうことは間違いないので、彼ら的には、例え死んでも負けを認めることは出来なかったのだろう。なお、コロニー落としについてはもう一度述べる。 

③それでも地球連邦軍は徹底抗戦を続け、ついにジオン軍に対抗できる新兵器(ガンダム)を完成させる。

④ジオン内部の権力闘争なども加わり、地球連邦軍が最終的に勝利を収める。

というような流れで幕引きとなるお話なのですが(後に続編が山ほど作られて偉いことになりますが)。

オマケに一つ付け加えておくと、
⑤コロニー落としという大災厄に見舞われて、地球環境がとんでもない状態に陥る。
という要素もあるのですが。


コロニーレーザーで焼かれるデギン公王
ギレンの策略によって、コロニーレーザーで焼かれるギレンの父デギン これまでの政治と明らかに異質であったことの一つに、「民主党議員を、同じ民主党議員が背後から攻撃する」という現象が度々観られた。また、当初は最大の権力を握っていたはずの小沢一郎は、後に党外へ追放同然の形で去らねばならなくなった。

ギレンの死s
「父親殺し」を理由にギレンを殺害する妹のキシリア こんなことやってたら、勝てるはずのものも勝てなくて当然。あ・場オア・クーにおける最終決戦は、ジオン側の完全に自滅だったと言える。これは、2012年末の解散総選挙も同じ。というよりも、野田とい人物の本当の狙いは、「民主党政権を一日でも早く終わらせること」だったと考えるほうが、遥かに整合性が取れる。実際、政治家の道を志した野田が最初に希望したのは「自民党議員になること」であった。

ここに抜き出した要素(ガンダムワールドにおける「一年戦争」と呼ばれる時代)が、まさに、民主党政権時代と見事に合致するのです。

つまり。

①自民党は昔から汚職と一般国民を虐げるような政策を長く続けていました。(小泉政権以降はその流れが著しく顕在化しました。特に、現在問題になっている少子化などは、小泉政権下における奴隷化政策によるものと言えます。この時代にきちんとした対処を行っていれば、日本の現状は今よりはるかに健全な状態であったという事に、議論の余地はありません。この20年、日本は世界史に残るような最低の政策を推し進めてきました)

②民主党政権は、当初は「国民の民意」という大義を明確に掲げ、政治を国民の手に取り戻すことを旗印に掲げていた。しかし、最初の代表であった小沢一郎氏が狙い撃ちされる形で政治的に葬り去られ、跡を引き継いだ鳩山由紀夫氏の迷走が集中砲火を浴びて早々に失脚、一度守勢に回ってしまうと、その後は、1日でも長く政治家で居続ける事を狙うかのような「権力の私物化」が顕在化し、いよいよどうしようもないグダグダが始まってしまいました。
(まぁ、最初から政治的センスが良くはなかったけれど……)

③当初は消滅に向かうと思われていた自民党。離党して新党に合流した議員も大勢居たのですが、その一方で「中枢」に近い議員たちは、不思議なほど、その状況に耐え続けました。そして、自民党を大々的に支持するという声が何処からともなく上がり(その中心になったのは、前回お話したチャンネル桜=ホワイトベース部隊でした)、戦況は膠着状態に突入。その後、民主党政権は確実にダメージを蓄積し続けてゆきました。

④管政権が終焉すると、本格的な民主党の内部紛争が勃発しました。小沢氏のグループは民主党から離脱してしまいましたし、残った面々もひたすら自己中心的な主張を繰り返し、民主党は最後まで意思統一が出来ないまま、敗北に追い込まれました。最後の野田元首相の解散・総選挙の流れなど、まるで、彼一人でデギン公王、ギレンザビ、キシリアザビの3役を演じているようなお粗末さでした(総帥であるギレンザビは妹であるキシリアザビに殺されてしまうが、キシリアザビもあっけなく死んでしまう)。

⑤そして、東北における大震災と、それによって生じた3メルトダウンという未曾有の危機。地球に落着したスペースコロニーが地球環境を一変させ、人々の心に大きな傷を残したのと同様、大震災とメルトダウンも、日本人の心に深い傷を負わせました。

実に、そっくりではありませんか?

そして、状況的にここまでそっくりだということは、「機動戦士ガンダム」の世界に対する考察が、ほぼそのまま、現実世界の日本政治に対する考察として通用してしまうのです。

つづく

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Posted bysusa

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