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いきもの憑りのお話ーー81

susa

いきもの憑りのお話ーー81
力尽きて玄関先で眠るモカ
モカ(三十) 現在18歳。ブリが産んだ最後の子供。性別は雄。同時に生まれた兄弟はない。他の兄弟が生まれてから、一月生まれで生まれたという、出だしからかなり変わった運命の持ち主で、性格もかなり変。自己主張もほとんどしない。オマケにオツムも相当足りてない。基本的に全く吠えない(※若かった頃の話)。最後の子供ということで家で育てることとなり、結果として常に母親であるブリと共に過ごしてきた。その頃は、持って生まれた数々の変な特性は、さほど問題として表面化してこなかったが、ブリの死後、それらが一気に表面化して、とんでもないことになってゆく。間違いなく、ブリの死によって人(犬)生が最も大きく変わった存在。写真は、力尽きて玄関の前でヘタレ込み、そのまま寝てしまった様子。

「太陽さん」の次のヒロインがなし崩しに「ブリ」に置き換わってしまったとして。
 しかし、ブリはその直後にお亡くなりになってしまったわけで。
 このままヒロイン不在で物語が進行するのかと思いきや、おそらく、その座を今度はブリの息子のモカが引き継ぐことになったらしいです。
 ヒロインがオスでいいのかよ?

 良いみたいですね(状況から判断する限り)。
 どうやら、「自分を投影できる相手」であれば、なんでもいいみたいです。
(ってか、私だって時々女役をやらされてきたわけだから……)

 で。
 モカの第二の人
(犬)生は、ブリの死によって始まりました。
 というか、この時ようやく、人(犬)生が始まったのかもしれません。
 初めは、この世の終わりみたいに泣き叫び続けました。
 その次に、「一人でいるのは寂しい」ということで、とにかく人間につきまとうようになりました。
 延々と、数カ月間凹み続けたままでした。
(この頃から、モカの尻尾が腰より高い位置に上がることはなくなりました)
 そうして、あらゆることに対してやる気を失ってしまって、ひたすら嘆き悲しんでいました。

 まぁ、気持ちはワカランでもないけどさ……


 基本的に、何を考えているかさっぱりわからない犬で、唯我独尊というか、周囲の状況に対して全く配慮をしない、ひらめいたら即行動してしまう。散歩の途中、突然方向転換して強く引っ張ったり(雪道でそれをヤラれると、かなり危険)。取り柄らしきものはほとんど皆無に等しく、モグラだかジネズミだかを見つけて掘り出して捕まえるのが、ほとんど唯一の特技(?)でした。
 正直、(何を考えているのかを相手に伝える能力に長けていた)ブリと比べると、可愛げがなくて、面倒くさいやつ
であったことは確かなのですが……

 一方で、(コイツ、やたらと俺に似てるんだよなぁ……)
 と思い続けていたのも事実です。

 で。
 太陽さん&ブリ亡き後の物語は、この「似たもの同士」のコンビで進行してゆくことになってしまった模様です。


 つづく

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Posted bysusa

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