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神がかり的マイコンの話し(補足)

susa

神がかり的マイコンの話し(補足)

ゲームボーイモドキ(完成品)
2017年にブログ主が開発したゲームボーイもどき 使用されるマイコンはSTM8S103F3P6で、このゲーム機1つの製造コストは350円ぐらい。価格の半分以上は液晶モニターなので、モニターさえ安く調達できればもっともっと値段は下がる。アルカリ単4電池3本で36時間ぐらい稼働したので、電池の持続力という観点から観たら成績は悪くないと思う。あと、音は出ない。ちゃんとした見栄えのするケースを用意できれば、販売も考えたと思う。ゲームプログラムが書き込まれているマイコンをカートリッジに見立て、これを交換して様々なゲームが遊べる仕様の疑似カートリッジ方式で、カートリッジ部分にCPUが存在するカセットビジョン型ゲーム機。なお、制作したゲームはインベーダーゲームもどき1つだけなので、カートリッジ式を採用した意味が全く発揮できていない。そして、このインベーダーゲームもどきが、このマイコンの容量限界である8KBを99.9%ぐらい消費してしまったので、これ以上複雑なゲームの作成は困難。※もっと上位のマイコンを用意すれば話は変わってくるけれど、それだと、このシステムで受け止めることが出来なくなると思われる。

 以下、本文

 マイコンに手を出したのは、2016年の11月の終わりか、12月の頭だったと記憶しています。
 それ以前から、月刊誌の「トランジスタ技術」というのに、オマケとしてマイコン基板がついてくることが、ごくたまあって、オマケ目当てに購入することはあったのですが、当時のマイコンは「プログラミングはマシン語で」とか「PCとの接続はシリアルケーブルで」みたいな、今より遥かに敷居の高い、「使いこなせるようになれば凄いんだろうなぁ」と、遠くから眺めている世界でした。

 つまり、これも一種の「異世界」

 それが、「2016年の暮れ」に、私はそっちへ旅立ったって事なんですね。
 その合図が、「点灯(LEDチカチカ)」

 で。

 最初の内は、Arduinoっていう大きな世界を相手にしているくせに、その中でこぢんまりとスケールの小さな事(Digispark)をやっていたんですが。
 どういう原因か判りませんが、やたらと壊れてゆくので、Arduinoではない道を模索することとなりました。

 そうして、「次」と狙いを定めたのがSTM8というマイコンで、写真のゲーム機はSTM8をいじり始めてからわずか2ヶ月ぐらいで完成させたもの、ということになります。
(自分でも「ホントかよ」って思ったのですが、制作のために描いた多数の設計図に書かれている日付を見る限り、2ヶ月未満で間違っていないようです。恐ろしい。さすが「神憑り」)

 ってか。
 これって、「日月神示」のフォーマットそのものなんですよね。
 異世界に行っちゃったり、同じことが2回繰り返されたり。

 ちなみに、今回のSTM32のチャレンジは、そういう意味では「3回目」みたいなものになるんでしょうかね。
 ただ、よくよく考えると、まだ他の方向に進むという可能性も残っているわけです。
(STM8の方向を、もう少し掘り下げてみる、とか)

 それから、STM32に関してですが、調べてみた所、EmBitz内に各種ヘッダーファイルと、それを使う際のサンプルプログラムが含まれているようなので、頑張ればこれだけでプログラムを掘り下げてゆくことが可能かもしれません。
(というか、可能なんだけど私の技術力がそこまで手が届くかどうかって話し)

 それから。
 2ヶ月という短期間でゲームボーイもどきを開発していた時は、とても充実していて面白かったです。
 毎日毎日、設計した基板の問題点を洗い出して、より洗練した形に再設計して、実際に作ってみて、動くかどうか試して、また問題点を洗い出して……という作業を進めてゆく内に、どんどん完成度が向上してゆく。
 それを、自分の頭で考えて、自分の手で形にしてく。
 それが、凄く楽しかったです。

ゲームボーイモドキ(開発過程)
開発過程 一番左が記念すべき試作第〇号で、ボタンは3つのみ。その隣が基板にほぼそのまま置き換えた試作二号(試作一号モデルは制作した基板に問題があって結局破棄しました。その隣はボタンを十字方向&ABボタンという初期の携帯ゲームの標準と同じ仕様にしたもの。その後、何世代かに渡って改良を重ね、一番右側が現状の最終形態。もう1年以上なにも触っていないので、事実上の最終モデル)こういうバージョンアップを重ねて完成度を上げてゆくことは、日本人のお家芸と言われていたけれど、多分、単純にこういうのは楽しいから、国民性に関係なく、ある程度の余裕があれば(まっとうな技術者なら)寝食を忘れてのめり込むことだと思う。

 それから。
 マイコンを通じて私が痛感したのは、「日本って国は、本当に技術力が失われてしまったんだな」ってことでした。
 通販で度々、Aliexpressというところを使用したのですが、ここは、購入者の国籍が国旗として表示される仕様になっていて、それでお店の人気度や売れ筋の商品がひと目で解るようになっているんですが。
 日本人、全然居ないんですよ。
 多いのは、アメリカ、イギリス、中国、ロシア、ブラジル、インド、アラブ首長国連邦、そして、韓国。
 電子関連部品を購入している数で、韓国人よりも日本人のほうが少ないんです。
 それが何を意味するかというと、「近い将来、日本の電子技術は韓国以下になる」って事です。
 え〜と。
 こういう技術って、結局は「個人」なんですよ。裾野が何処まで広がっているか。
 トップ企業がどれだけ技術を持っていても、所詮、それだけなんです。
(企業の親分が方向性を誤ったら、全部、宝の持ち腐れになってしまうし、実際に、宝の持ち腐れを繰り返してきたから、日本企業は「革命的な製品」を世に送り出すことができなくなった)

 マイコン部品なんて、数が少なければ、個人でも購入できる代物です。
 だから、個人が如何に活発に活動しているかで、その国の将来が予測できてしまいます。

「(一部の)企業さえ儲かっていれば、日本は今後も技術大国として君臨できる」
なんていうのは、単なる妄想に過ぎないんですよ。

 今までの、「企業を最優先にする」というやり方を続けてゆくと、この国の将来は、本当に悲惨なものになってしまう。しかも、アフリカのような未開発の国々と違い、この国には既に整備されたインフラがあるから、それらを目当てに外国人がやって来て、国を買い占めてしまうという現象が起こる。
 そうなったら、もう、「日本」という国は終わり。
「日本政府」はしばらくは残るかもしれませんが、そんなものは、主導権を握った外国人の腹しだいでなんとでもなってしまうでしょう。
 ちょうど、フランス政府(ルノー社)が大株主になった日産みたいな状況です。
 技術もある。販売も好調。だけど、美味しいところは全部持ってゆかれてしまう。
 さらに、日産の業績は好調でも、日本の下請け企業は軒並み採算割れ。
 それどころか、さらなるコスト削減を迫られる。

 みたいな状況に、国そのものが陥ってしまう。

 嫌な時代ですね、ホント。
 でも、それがこの世界の現実なのです。

 今回のマイコンのお話のテーマは、多分、そういうのが多分に含まれているんです。
(Aliexpressで買い物をする度に、「あぁ、日本はますます衰退しているなぁ」っていうことを、実感させられます)

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Posted bysusa

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