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いきもの憑りのお話ーー79

susa

いきもの憑りのお話ーー79

 ヒロインが死んでしまったので、このお話はお終いですーー
 というオチで片付く話なら、それはそれで有り難いのですが、幸か不幸か、そういう事には成りません。

 そもそも。
 どうしてヒロインが犬になるんだ?
 常識のある方なら、そう疑問に感じる場面ですが、このお話は「ハナの神様」の物語なので、鋭い方ならもうお判りだと思いますが、人間社会で鼻が凄い奴と言ったら、上位にランクインする回答が「犬」なので、これはこれでOKなのです。
(多分)

 ちなみに、ブリが死んでしまってから、ひと月後に空を見上げていて雲がちょうどブリの顔そっくりになるという「イベント」が起こるまでに、今までの纏めみたいな事件がありました。

 まず、山に登りました。
 ドンデン山(強いていうなら「十十三」)。
 そして、山頂近くにあるロッジで月見うどん(二三三九十)を食べました。

 神さん(十三)に関わって、成答(九十)とか文(二三)とか咲く(三九)とかやらされた私にとっちゃ、なんかこれだけで「喧嘩売ってんの?」みたいな出来事なんですが、本番はここからです。
 帰り道に、盛大に迷いました。
 記憶では、山々の高いところを走って、金山跡の在る方まで行ける事になっていたんですが、そのルートがなんか途切れていて、違う方向に降りて行っちゃったんですが、昼間だってのに真っ暗で、誰も居ないから当然寂しくて、道はあっち行ったりこっち行ったりで、何処が何処だかさっぱりわからない。
 走り出してすぐに、「引き返せばよかった」と大後悔。
 もう、「黄泉路巡り」そのものって感じ。

 散々心細い思いをして、やっと知ってる景色の場所にたどり着いて、大人しくここで帰ればいいのに、時間はまだ在るからっていう事で、旅を続行(結局、金山方面へ)。
 金山を超えて、更に往くわけだけど、この時は地名とかバス停の名前とかをチェックしながらのんびりと走った訳なんだけど、在ることに気がつく。

 熊野神社が、幾つもあるんですけど……
(同じこと、二つあるぞ)
 みたいな。

 更に、やたら立派な銀杏の木があったので清水寺という所で止まってみると、インドで悟りを開いたお坊さんがこの地にお寺を作ったとか、インドの聖山に似てるとかなんとか、説明書きがあって、さらに、飲んで祈ればどんな願いでも叶う水ってのが湧き出てたりする。
(※お願いは、頭の中に梵字が浮かんだときに叶うそうなので、つまり、「基本的に叶いません」って言ってるようなもの)
 あぁ、頭の中に(神様の言葉)文字が浮かぶのって、俺じゃね?

 とかなんとか。

 更に進んで、二つ亀、大の亀ってところもあるんだけど。
「そうだね。なんかやたらと『亀(十〇)イベントがあったね』」とか思ったり。
 ってか、二つ亀の「二つ」って、「二二二」って書くから、「タタリ」とも読めるね。
 そうすると、大の亀の「大」は、「〇〇」かな?
 どっちも、なんかあちこちで目にした言葉(数字)だなぁ……

 あと、その辺りで「お姫様(良家のお嬢様を絵から抜き出したみたいな一行)」も出てきた。
(もちろん、私とは全く関係なくて、ただそこに、印象深い存在として、そこに居たってだけのお話し)

 で、そこから先は特にこれと言ったことはなく、家までのんびりと帰った気がするんだけど。
 あの時の旅全般が、なんか、ここ数年間の私の足跡そのもの、みたいな感じがしたのです。

 まぁ、この話は、どの事件が過去の体験のどんな事に対応しているかが理解できないと、全く意味不明なはずだから、何を言っているかよくわからないだろうけど。

 あの頃、あのタイミングで、そういう、「変なこと」があった。

つづく

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Posted bysusa

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