FC2ブログ

いきもの憑りのお話ーー78

susa

いきもの憑りのお話ーー78
ブリ
ブリ(ブリ子、ブリちゃん、ブリサン、等々) 不明〜2016年8月13日没。おそらく純潔に近いイングリッシュポインター。死ぬ数日前まで、普通に散歩してご飯を食べていた。が、昔、ダニに喰われたところなんかから出血が止まらなくなった上、全身に痛みも在るようで、特に最後の2日間は横になって眠ることも出来ないという状態で、立ったまま眠りに落ちて身体が崩れ、それで痛みで目を覚ますというようなすさまじい状態に陥った。それでも、生涯を通じてみれば、とても幸福であったのではないかと思う。
(私が家を出ていた期間に)結構な数の子供を産んで、それらの子供は皆引き取り手を見つけて貰って頂いたということなので、道を走っていると、「あれはブリの血筋かな?」と思われる犬が、車の助手席に載せられていたり、トラックの荷台の上に乗っかっていたりする。

 今からざっと二十年前、我が家に一匹の犬が迷い込んできて居つくようになりました。
 白と黒のイングリッシュ・ポインターの成犬で、とにかく食べ物への執着が凄まじかったです。
 ですから、この犬が居着いてしまったのは、父が餌を与え続けたからで、この犬がいついたのも、食べ物が貰えるからだというのは、ほぼ間違いありません。
 魚屋をしていた父は、魚に因んでこの犬に「ブリ」という名を付けました。
(もしかしたら、本当は飼う気がなかったのかもしれません)

 当時は祖父がまだ存命で、祖父はこの犬を飼うことに大反対でした。
 それで、隙きをついて保健所に連絡をして、回収させてしまいました。
 父は、基本的にとてもいい加減な人間なので、それに真っ向から逆らうような事はしませんでした。

 逆に、私は祖父も父も大嫌いでしたから、この仕打ちに猛反発しました。
 それで、保健所まで車を走らせて回収に行きました。
 そんなことが2回繰り返され、祖父の方も根負けして、この「ブリ」という変な名前の犬が、なし崩し的に我が家で飼われる事に決まりました。

 生前のブリは、近所では「死なない犬」として評判でした。
 やたらと長生きした事もありますが、逃走した先でマムシに噛まれ、瀕死の状態で我が家に連れ帰られ、その状態から見事に生還したこともありました(血清は射った)。
ちなみに、ブリは不死身かと感じるほど元気ではありましたが、老化によって、昔は軽々と飛び越えていた水路を、飛び越えることが出来なくなるとか、階段の昇り降りが出来なくなるとか、そういう事はアタリマエのこととして起こりました。)

 まぁ、普通に、犬を飼った結果起こったいろいろな事件ーーだったはずなのですが、私が日月神示なるものと関わって霊現象が起こるようになり、その上で「ブリ=22」だという事に気がついたあたりから、「これも、予め仕組まれていたイベントみたいなものなのかな?」

 とか思うようになりました。
 ブリの間接的な死因はフィラリアで、8月に入ってからは、夜間(暑くて)に眠れずにゴネるようになり、車に乗せてドライブに連れてゆく、なんて事が度々ありました。
 そして、体力が衰えるというか、身体全体に機能不全が起こるようになり、最終的には体中が痛くて耐えられない、体中の古傷も開いてしまって、血だらけになる、といった状態となり、人間の方も観ているだけで辛くなる有様で、薬で安楽死という事になりました。
 8月13日の事です。

 で。
 それから、ちょうど1ヶ月後の9月13日。
 空を眺めていると、青い空の中、雲がかなり速い速度で流れていて、私の観ている前で、雲の二つ、三つが、変形しながら重なって往くという場面に出くわしました。
 時間にして数分のことです。
「まさか、それはないだろう!」

 と、その時、私は思っていました。
 だって。
 合わさった雲が、どんどんと
「ブリの形を形成してゆくから」。

 もう、完全にアニメやドラマのCG処理のパートそのものです。
 5秒とか10秒といった、短期間の間ですが、顔の模様から目の玉まではっきりと分かるブリが空に浮かび上がりました。
 あっけにとられた私は、「あぁ、これはもう、この世界は作り物で確定だわ……」
 なんて事を確信したのでした。
とはいえ、写真に収めたわけでもないし、だから、証拠もないし、誰も信じてはくれないでしょうけれど)

つづく

スポンサーリンク

Posted bysusa

Comments 0

There are no comments yet.

Leave a reply