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いきもの憑りのお話ーー47

susa

いきもの憑りのお話ーー47

真昼の月 
真昼の月 地球に最も近い天体である月は、自らは発光しないものの、太陽からの照射光で十分な明るさを得ているため、地球からは真昼であっても肉眼で観測することができる。このときの形状は、真夜中に見える月と全く同じである。というか、月の形を決めているのは、太陽、地球、月の位置関係なのだから、地球の自転で月の形が変わって見えたら、大問題である。この現象は、あまりにも「当たり前」すぎるため、古来から、人類は特に大騒ぎをするようなことはなかった。けれど、誰しも子供の頃に、「なんで月だけは、昼間にも見えるのだろう?」と、一度くらいは疑問に感じたはずである。よくよくこの問題を突き詰めてゆけば、それだけで「地球は丸い」という結論にも至るはずなのだが、祖先たちは、この現象について、そこまで深く掘り下げるようなことはなかったようである。


 この記事は、いきもの憑りのお話ーー46》の続きです

 ざっくりと、話を端折(はしょ)ります。
 月に帰ってしまった竹取物語のかぐや姫みたいに、彼女は居なくなってしまいました。
 私の手元には、不死(二二)の薬ならぬ、ブリ(二二)というワン子さんが残りました。

 もちろん、そこに至る過程には、いろいろ有ったり、いろいろ無かったり、したわけですが。
 今振り返ると、最初から、「この件の出口」はそこに設定されていて、私は、ただその中であがき続けることを要求されていた、だけのようにも思えます。
 いや、本当のところは判りませんよ。
 今の私は、「この世界は虚構なんじゃないの?」「だって、あっちにもこっちにも、証拠がいっぱい転がってるじゃん」っていう立場ですから、そう見えてしまうだけなのかもしれません。
 一応、私だって現実をなんとか変えようと、必死に足掻いたし、怒ったり泣きわめいたり、喧嘩だって沢山したんですけどね。
 でも、私の力では、「現実」は覆りませんでした。

 まぁ、尻切れトンボもなんですから、ちょっと「歌」でも貼りましょうか。

真昼の月(いきものがかり)
真昼の月の光を浴びても 言の葉の如く消えてく幻
伝う涙は今宵も綺麗で とめどなく溢れては消える調べ

想い馳せて焦がる人 君ぞそれを願えど待ち人
巡る四季の中誰を恋ふて 一人夕凪に指を這わす

黄昏の風吹き止まぬよう 瞼の裏側に祈りをして
一抹の夢に身を委ね 白々光る

真昼の月の光を浴びても 言の葉の如く消えてく幻
伝う涙は今宵も綺麗で とめどなく溢れては消える調べ

燃ゆる花のひらにとて やがてそれも朽ち果てる定め
霞む君の手よいつぞ消えて かくも虚し気にまた時間を食む

数多の光色褪せぬよう 揺蕩う星々をはた見上げて
永遠の夢を胸に綴じ 静かに浮かぶ

滾る生命の岸辺を渡れど 君に辿り付かずしては眼醒める
放つ願いは今宵も綺麗で 届かずとも溢れる淡き調べ

真昼の月の光を浴びても 言の葉の如く消えてく幻
伝う涙は今宵も綺麗で とめどなく溢れては消える調べ
とめどなく溢れては消える調べ
 

 そして。
 この一連の事件の後に、「たい焼き野郎」は店のおじさんと喧嘩して、家を飛び出してしまいました。
 ですが。
 飛び出して、その数年後に、体を壊して、おめおめと帰ってきました。きっかけは、祖父の死でした。
 体を壊している間に、瞑想を覚えました。
 この瞑想が、後々の「神憑り」につながりました。

つづく

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Posted bysusa

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