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神憑りのお話ーー63

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神憑りのお話ーー63
フリーメーソンマーク 
フリーメーソンのシンボルマーク 西暦1300頃に誕生し、1600年代になって急激に勢力を拡大したと言われている、イギリス発祥の秘密結社。結成当時から暗号を多用し、「秘密を口外したものは処刑する」という掟を定めるほど、情報管理を徹底した。投資や戦争、政変の情報などを他者よりも早くに入手することで、様々な場面で莫大な利益を上げ、それで組織を拡大していったのだろう。インターネットが普及した現在のフリーメーソンの実態が、どのようなものかまでは、私は知らんですが。

 この記事は
、《
神憑りのお話ーー61》の続きです。


 世間一般では、イルミナティーと殆ど同義語と言って差し支えのない組織があります。
 その名は、『フリーメーソン』。
 その起源は諸説ありますが、その中の一つに、1300年代にイギリスの建築(大工)組合が暗号による情報交換を積極的に行うようになった結果、強大な権力を得。それが国外へと勢力を拡大していった、というものがあります。奇妙な事に、このフリーメーソンには、「無神論者」は加盟出来ない(イスラム教徒や仏教徒でも構わないが、とにかく、神の存在を信じない者は加盟出来ない)という真意を測りかねる規則や、情報を外部に漏らした場合は「首を切断する」というような恐ろしい掟がありました。(1600年頃から、およそ400年間はその様な掟が機能していたそうです。つい最近ですね。というか、本当に「辞めた」のでしょうか?)

 強度や重心、応力の計算を正確に行わなければ建物が崩壊してしまう可能性がある「大工」は、当時の科学的叡智を集結した最先端産業で、この組合には恐らく、造船業なども組み込まれていたと推測します。つまり、現代のにおける航空・自動車産業のような立ち位置だったわけです。やがてイギリスは世界最強の国家へとのし上がってゆくワケですが、その背後に「暗号」の力が無かったとはとても考えられません。
 街や城、軍艦の建築は、当然のように機密事項が付き纏います。何処の国のどの政治家を密かに自分達の協力者に引き抜いたとか、どの軍人は危険だから失脚させるべきだとか、もうすぐ何処の国と何処の国が戦争を行うとか、そういう暗号を自分達だけが掌握することが出来たら、それはもう、「天下」を摂ったも同然です。

 そして。

 日本においては、幕末期に薩摩や長州がイギリス=フリーメーソンと深く関わるようになり、この勢力が、幕府に向かい、実際に幕府を打倒して、次の時代の政治の中心となってゆきます。
 この日本における事実上の革命で、「フリーメーソンからもたらされた暗号技術が、全く用いられなかった」等ということがあり得るでしょうか?

 その後、日本は軍備増強をなにりも重要視し、「軍事強国」への道を歩んでゆきます。

 そして、太平洋戦争。
 ここで最も有名な海軍提督。山本五十六が大きな権限を発揮しました。
 真珠湾攻撃は山本の提案した作戦です。それまで「対米戦争ドクトリン」として日本側が用意していた「(フィリピン周辺海域において)米艦隊を待ち受けて総力戦を行う」という戦略は完全に破棄されました。ハワイで圧倒的優位に立った日本側は、ハワイを占領するといった事は一切行わず、軍事拠点として再利用が不可能なように徹底的に破壊する、というようなことも行わず、のうのうと引き返してしまいます。

 疑いの目を向けると、何もかも、全てが怪しく感じられるものですが。
 そうであったとしても、「怪しすぎ」です。

 とはいえ、今ここで、フリーメーソンの事を掘り下げることに、大きな意味があるようにも思えません。

 ただ。
「方程式」について考える事は、とても重要なことです。

 イルミナティーにせよ、フリーメーソンにせよ恐らくは「暗号」を非常に重視した組織で、組織内には暗号の専門家がいたのは確実です。その専門家達が、「数学者」と呼ばれたか、「魔法使い」と呼ばれたか「悪魔の使途」と呼ばれたかは、知りませんが。
 とにかく、連立方程式を嫌という程解いていたと思われます。


 そして。
 政治も、連立方程式です。

 幾つかの要件を、同時に充たす事を目指すのが政治です。


 経済だけを目指しても、素晴らしい国を作る事はできません。
 国民生活を犠牲にするようでは、単に「貴族社会」と「貧困層」に分裂した、前民主主義社会です。
 科学技術や社会インフラも大切です。
 人口が減衰するような政治は、明らかな「失敗」であるという証拠です。
 軍事力も、周辺国とのバランスを欠いていては、やがて衝突した時に、一瞬で破滅に至るでしょう。

 ですから。
 これらが上手く「バランス」するように、調節してやるのが「本来の政治」の姿です。

 ブラック企業を考えてみて下さい。

 利益を最大化する為に、従業員を低賃金で、更に長時間のサービス残業を要求(過度な増税)する、というのは、ブラック企業の典型的な姿です。ブラック企業は、「精神論(思想の押し付け)」を好みます。ですが、そんな事をしていたら、従業員(国民)はやがて、その企業を見限って逃げてゆきます。何らかの理由で逃げられない場合は、過労死で倒れたり、自殺に追い詰められたりします。人が不足すると、何も知らない人(外国人)を連れてきて、同じように低賃金で酷使します。ですが、そんな事をしている内に、社会全体(世界中)に悪い噂が広まって、企業イメージは地に堕ちます。
 その結果、不買運動(世界的な非難)などが始まり、そのブラック企業はいよいよ、衰退局面(国家の滅亡)から抜け出せなくなります。

 これが、「連立方程式」を無視して、企業収益の最大化だけを目標としてしまったケースの、末路です。
 そして、末期の企業(国家)というものは、経営者が出来る限りのお金を持って逃げ出す為に、あらゆる資産(国の資産)の売却を始めます。


 これって、現在、日本が辿っている道は、末期のブラック企業が辿っている道と同じではないでしょうか?

 やたらと強調される精神論。
 要求される、国家への奉仕。
 共用される、愛国心。
 その一方で、富を独占する上層部。
 ブラック企業と、何が違うの?

 つづく

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Posted bysusa

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