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いきもの憑りのお話ーー09

susa

いきもの憑りのお話ーー09

銀河系ーB          
銀河 (想像図) 私達の暮らす太陽系は、銀河系の中心から3万光年ほど離れた、星の密度が薄いバルジ(腕)の中に存在していることが、観測から明らかになっている。銀河の中央は巨大なブラックホールが存在し、その質量は我々の太陽の410万倍程度という見積もりが出ている。ブラックホールは、ただ単に全てを飲み込むだけの暗黒地獄などではなく、プラズマやガスを放出し、それが新たな恒星を作り出す、恒星製造装置として機能している事が、近年、徐々に明らかになってきてた。また、我々の銀河は過去に幾度も小さな銀河と衝突したという証拠が、近年、次々に発見されている。この銀河同士の衝突は、巨大ブラックホールの形成に大きく関与していると考えられている。また、この衝突は、ブラックホールから吹き出すガスを苛性化させ、結果として生み出される恒星が増大すると考えられている。我々の銀河に最も近い別の銀河はアンドロメダ銀河であり、その距離はわずか250万光年。二つの銀河は徐々に距離を狭めており、40億年後には衝突してひとつの銀河に統合されると考えられている。なお、その頃には我々の太陽はもはや死を目前とした老星地球という惑星も、中核部での核分裂が完全に終わり、燃焼し尽くして熱を失い屍のような星に変わり果てていることであろう。なお、心配症な人のために「そんな遠い未来の自然現象のことで、現代人が悩んでも全く無意味である」と付け加えておく。

 この記事は一応、《いきもの憑りのお話ーー08続きですが、話は殆ど繋がってないです。でも、ブログ全体の流れは、おおよそ一定方向に流れている感じです。

 銀河系の何処かで、知的生命体が、最初に「恒星間旅行」を実現したとします。
 移住した人々は、そこに新しい母星、あるいは、拠点となる人工天体を建造し、子孫を増やし、200年後には、移住した恒星から、さらに別の恒星へと旅立つ準備を整えることでしょう。別の恒星から旅をしてきたその人々は、少なくとも、つぎの星へゆくための技術的制約は、一切、何もないはずで、もし足かせがあるとすれば、それは「人口がまだ少ない」という、その一点に尽きるでしょう。

 仮に、入植者が500人であったとして、その中で適齢期の男女は200人ずつだったとして。
 使命感にも得た彼等が、見事に200組の夫婦になったとして。
 平均5人の子供を作ったとして。

 それだけ頑張っても、第二世代の数は、たったの1千人。
 この1千人の第二世代が、第一世代と同じ条件で子供を作ったとして。

 第三世代の数は2千5百人。
 同じように第三世代が子供を作ったとして。
 第四世代の数は6千250人。
 そして、第四世代も同じように推移したとすると、第五世代は1万5千人ぐらい。

 1世代毎に2.5倍に増えているので、200年では1億人を上回ります。
(成人までに必要な年月を20年と仮定しています)。

 1億人を超えていれば、選抜された500名を次の恒星へ送り出すことは、余裕でしょう。

 ということで、新しい移民船が次の恒星を目指すことになります。

 たどり着いた新たな恒星でも、同じことが繰り返されます。

 最初、たった一つしか無かった「人類の故郷」は、数百年後に2つになり、1000年後には20個ほどになっているでしょう。
 それから更に1000年(2千年)後には、その20倍の400個。
 その更に1000年(3千年)後には8000個。
 その更に1000年
(4千年)後には160000個。
 その更に1000年(5千年)後には3200000個。
 その更に1000年(6千年)後には3200000個。
 その更に1000年
(7千年)後には64000000(6千4百万)個。
 その更に1000年(8千年)後には1280000000(12億8千万)個。
 その更に1000年(9千年)後には25600000000(2560億)個。
 その更に1000年(1万年年)後には512000000000(5兆1200億)個。

 銀河系には、恒星は2500億(±1500億)個の恒星があると推測されていますので、9千年ぐらいで、最初に現れた「恒星間旅行を実現した生命体」は、同じ銀河内のほぼ全ての星にたどり着く計算になります。


 ただし、この計算は
「光速を超える事が技術的に可能であった場合」
です。

 銀河系の大きさは10万光年ほどなので、スタート地点が銀河のほぼ中央であったとしても、端までの距離は5万光年。光速の半分程度の速度を実現できたとしても、10万年以上かかると見ておく必要があります。
 その場合は、上記の表も、年数をひとけた繰り上げると、調度良い数字になります。

 さて。
 この10万年という時間を、どのように評価するかで、この先の結論が大きく変わります。

 もし、この「10万年」という時間は十分な長さで、全く異なる恒星で進化を遂げた別の生命体も、同じように恒星間移民を行える水準に達すると観るならば、宇宙の何処かで、ふたつ、あるいはそれ以上の数の種族の間で、壮大な縄張り争いが繰り広げられているか、何処かで折り合いをつけて、一緒に銀河の他の恒星を次々と開拓してゆくことでしょう。
 もし、「10万年」なんてあっという間だという評価に立つならば、銀河の中は、単一起源の知的生命体で埋め尽くされている、ということになります。

 なぜ、全ての恒星を埋め尽くしてしまうのかは、地球上の生命体を観察すれば、よくわかります。
 生物は、勢力範囲を拡大できる可能性があれば、際限なく、それに挑み続けるという性質を持っているのです。

 何を言いたいのかというと。

 ひとつ目は。
「宇宙人なんて、いない」、という、実に味気ない結論です。

 宇宙人については、「沢山の種類の宇宙人が地球に来ている」という説が広く流布されていますが(それを信じている人がどれだけの割合かは不明ですが)、「沢山の種類の宇宙人」という前提が、そもそも、不自然だというわけです。
 地球上に、文明を構築しうる知的生命体は「人類」ただ一種です。
 これは、「人類以外」の生物が文明を構築する水準に達する前に、人類がその余地を残らず奪いとってしまった結果です。
 銀河系というスケールでも、やはり、おなじ現象が起こると考えるのが自然なのです。
 ということは、宇宙人が存在しているとしても、その種類はたったの1。
 多くても、2〜3種といったところでしょう。

リトルグレイ-s

グレイ (宇宙人) おそらく、現代人の間に、最も広く知られている宇宙人像。私が子供の頃には、既に矢追純一のUFO特番の主役を貼っていた。あと、アダムスキー型のUFO.Wikiで調べてみたところ、コイツはどうも、純粋な宇宙人ではなく、宇宙人の遺伝子から創られた、人工生命体ということらしいが、わたしなら、間違っても、こんな醜い生き物を作ったりしない。というか、身体が小さくて、筋肉が弱そうで、およそ、人の役に立たなそうで、こんなもん作るなんて、馬鹿の極みもいいところ。私なら。永野護氏のファイブスター物語に登場する、ファティマみたいなのを作る。というか、コイツって、体系的に「子供」だよね? もしかして、これから、成長すんの? 大人になると、身長が倍ぐらいになって、とさかやツノが生えてきて、口から日を吐いたりするの?

ファティマ(コスプレ)
ファティマ(画像は、ファティマに扮する人間の女性=コスプレ) ファティマは、永野護氏の人気マンガ「ファイブスター物語」に登場する人工生命体で、ほぼあらゆる点で人間を凌駕している、超人類種。ただし、それでは人類にとって脅威でしか無いため、子孫を残す能力は排除され、脳にもマインドコントロールが施してある。人権は有さず、戦闘下で、相手が敵でもない限り、相手が自分を殺そうとしても無抵抗のまま、それを甘んじて受け入れる(はず)。その存在意義は、モーターヘッド(ゴティックメード)の操縦を整体コンピュータとしてサポートする事にあり、従って、必然的にその操縦者である騎士との間で、パートナー関係が結ばれ、この騎士によってファティマの人権は守られている。彼女(彼)らが美しく飾りたれられるのは、そんな騎士たちの嗜み、ともいえる。まぁ、ペットだって、庶民は本当に飼うだけであるが、ある程度上の階層は、可能な限りく小奇麗にして,、見栄え良く整えるのが常であって、ファティマを美しく飾り立てるという発想は、少しも間違っちゃいない。というか、素っ裸の「グレイ」がおかしい。なんか着せてやれよ。

 ふたつ目は。
「人類が存在しているのは、おかしい」、という、現実と相容れない驚くべき結論です。
 銀河の中心から、太陽系までの距離はおよそ3万光年。
 そして、圧倒的に恒星密度が高い銀河の中心部で、太陽系より先に高度な知的生命体が誕生しないはずがありません。
 そして、誕生した高度な生命体が、太陽系まで進出しないワケがありません。

 仮に、1億年前に、銀河の中央部でそのような生命体が誕生していたとして。
 まだ恐竜が地上を闊歩している時代の地球に、彼等は余裕でやってこれたはずです。
 そうしたら、当然の様に地球に住み着くでしょうし、月にも火星にも同じように住み着くはずです。
 誰に気兼ねする必要もありません。
 地球には、知的生命体はまだ存在していないのです。
 後に人類になるはずの生物は、この時代は、ネズミやモグラのような、チンケな下等生物に過ぎませんし、大型恐竜に言語を理解し、それを使って他者とコミュニケーションをとり、あまつさえ科学技術を理解するほど高度な知性をもった種族は、ただの一つも無かったはずです。
 恐竜を初めとする多くの生物種を絶滅に追い詰めることになる、7500万年前の巨大隕石の衝突も、高度な科学技術によって、回避するか、あるいは、自分達だけひとまず避難するでしょう。
 そして、落ち着いた頃を見計らって、また帰ってくるのです。
 そのようにして、延々とこの星の主として、宇宙人は君臨し続けていて当然のはずです。

 そして、地球がもしもそのような星であったのならば、人類が登場するのは、道理に反しているのです。
 すなわち。
「人類が存在するのであれば、宇宙人は存在しない」
「宇宙人が存在するのであれば、地球人は存在しない」
 という、パラドクスが成立しているのです。

 そして、銀河の中央部には数百億、あるいは千億個の恒星が存在しており、確率的考えた場合、太陽系よりも遥かに早く、高度な科学文明を誇る生命体が登場していて、当然なのです。
 ということは、やはり、
「人類が存在しているのは、おかしい」のです。

  しかし、現実問題として、「人類は存在している」のです。

 この、不可解な現実の辻褄を合わせてくれる解釈があります。
「この世界って、実は、誰かが都合よく設定した、よく出来た仮想現実なんじゃねぇの?」
 という、身も蓋もない仮説です。

 つづく

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Posted bysusa

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