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神憑りのお話ーー33

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神憑りのお話ーー33

ムスカ       

ムスカ 天空の城ラピュタより 本名はロムスカ・パロ・ウル・ラピュタでかつて君臨したラピュタの民の王族を祖とする血統の家系であるらしいが、シータ(トゥエル家)の名前から判断すると、パロ系の家系には王位継承権は無かったか、あっても非常に低い地位であったのではないかと推測される。比較的「善人率」が高いスタジオジブリ作品中、彼ほどのクズ人間は珍しく、子供がこの作品をうっかり観ると、人間の心の闇を垣間見て、軽く絶望を感じる可能性すらある。インターネットが普及した現在、彼の映像は好んで加工・配布されており、「ムスカ」で画像検索をかけると、おかしな映像が多々ヒットする。jある意味では、「天空の城ラピュタ」という作品の甲板キャラクターである。


 この記事は この記事は《神憑りのお話ーー32 》の続きです。


 日本人なら、みんな大好きムスカ様。
 いいえ、おそらくは、人類全てがムスカの魅力に魅了され、虜になっているひ違いありません。
 天空の城ラピュタという作品を観て一番印象に残るキャラクターは、パズーでもシータでもなく、ムスカ氏でしょう。

 自らの欲望に何処までも忠実で、相手が女子供であろうと全く容赦しない、強きを助け弱気をくじくタイプの典型例。軍隊という組織の中で大佐にまでのし上がれたことが、私には不思議でなりません(単に物語の都合?)。

 そんなムスカ氏の読みは、基本的に2通りの候補があります。
 六四一と六四十です。

 そして、自然なのは、六四一の方です(数が減り続けてゆくワケですし)。


 ということで――ムスカ氏の名前にも、見事に「一四」が入っていました。

 ここまで来れば、天空の城ラピュタという作品が、徹底して「石(一四)」にこだわっていることがご理解頂けると思います。

 シータの名前の中に「一四」、パズーはまんま「一四」。その上でムスカまでもが「一四」ときて、ダメ押しのように物語のカギを握るアイテムが「飛行石」
 むしろ、これが偶然だというのなら、「ふざけるな!! ネタは挙がっているんだ。犯人はお前以外にあり得ないんだ!!」と叫ぶであろう場面です。

 ところが、ムスカは確かに「一四持ち」ではあるのですが、名前の頭に否定を意味する「六(無)」がついているのです。

 ってことは、「本当は石を持ってない」ってことでしょうか?
 少なくとも、作品の中ではムスカの家系(パロ家?)は飛行石を継承していませんでした。そういう意味では、「合致」しています。
 元々は王族だったのかもしれませんが、所詮『本流』ではなかったという事です。

 ところで、シータ、パズー、ムスカと揃ったら、どうしたって、頭に浮かんで来てしまう言葉があります。
 そう。あの言葉。

バルス
天空の城ラピュタより シータとパズーが飛行石を握りしめ、「滅びの呪文(バルス)」を唱えるシーン。この後、ラピュタ島は崩壊しながら、中枢部分だけが高度を上昇させてゆく。設定では、成層圏にとどまり続けたそうです。まぁ、「「ムスカ」がゲスの極みで、オマケにラピュタ等に暮らしていた生き物全部しじゃいました」じゃ、子供たちのトラウマになっちゃうでしょうから、そういう風になりますよね。このシーンは、大きいお友達も大好きで、アスキーアート(AA)や改造アスキーアート、あるいは改造した画像が山のように存在します。(改造画像を集めるだけで、一冊の本が作れるんじゃないかなぁ?)

 バルス。

 このバルス……「一六四」って書くんですよ。

 そして、六四一(ムスカ)は一六四(バルス)によってやられちゃうんです。

 もうね。どんだけ数字にこだわった演出なんだよ、と。
 そして、「誰が判るんだよ、こんなネタ」、と。

 それでね。
 ラピュタ島には、超兵器が搭載されていましたね。
 ラピュタマニアのムスカ氏は、コレの事を、「ラピュタの雷」と呼んでいました。

 旧約聖書でソドム(三十六)とゴモラ(二三四or五三四or九三四。多分二三四)を焼き払ったとされる代物です。
※イスラム教では、この滅ぼされたソドムの民のことを「ロト(六十)」と呼んでいます。こちらのロトは予言者で、人々に「このままでは神の逆鱗に触れるから、神に従順しなさい」と説いていたとされています。

 ところで、実際の旧約聖書には、ソドム・ゴモラを滅ぼしたものは「硫黄と火」だと書かれています。
 つまり、「ラピュタの雷」の正体というのは、「硫黄」ということになります。
(というか、飛行石=硫黄だと考えても良いのかもしれません。この地球の硫黄とは、性質がかなり違うのでしょうが)

 さて。
 《硫黄》をWilipediaで調べてみましょう。

 硫黄は元素番号「16」番で元素記号は「S」。原子量32.1。
 沸点は444.674℃。語源となったのはラテン語のsulpurで、意味は「燃える石」。

 ムスカが六四一で、バルスが一六四。
 そんでもって、飛行石のモデルと思われる硫黄の元素番号が「16」。


 つくづく、意味深だなぁ……

 更にいうと、1、4、6の組み合わせで、こんな言葉が作れます。
「死の火(四六一)」

 もしかして……、旧約聖書を編纂した方々って、実は「日本語」を使って生活していたんでしょうかね?
 とか思いたくなるぐらい、この辺りは「出来過ぎ」ています。

 オマケにもう一つ、1、4、6の組み合わせからはこんな言葉も作れます。
「一六四(人の世)」

 ラピュタ王家が自分達の力を停止させるという事は、「天空に浮かぶラピュタ島の人々が、地上の人々に実権を委譲する」という事を意味します。だから、「バルス」はラピュタの王家の血を引く人々にとっては「滅び」を意味しているのかもしれませんが、地上で暮らす一般の人々にとっては、「自分達の時代」が幕を開けたことを意味します。
 つまり、「人の世」です。

 ところで。

 硫黄という元素の、元素番号「16」、元素記号は「S」、原子量32.1、沸点は444.674℃。語源となったのはラテン語のsulpur。
 という情報から、一つだけ数字を思い浮かべるとしたら、幾つでしょうか?

 私が連想する数字は、「4」です。

 16というのは、「4の二乗」です。
 321という数列から連想するのは、「4」か「0」のいずれかです。
 444.67という数字を視て思う事は、「4が三つも連続してる」です。
 そして、元素記号「S」と「sulpur」という単語から連想するのは「ス」……。

 そして、この「ス」が意味する数字ってのは、散々語ってきたように、「4」ですよ。

 だから、この硫黄から連想する数字と言ったら……「四」でしょ?

 ちなみに、ムスカ氏が「ラピュタの雷」を説明する際に持ち出した「インドラの矢」という言葉を数字に置き換えると、「一十四六一」です。
(逆から読んだら一六四十一=人の死体)

 これだけで、インドラの矢の破壊力が想像出来てしまいます。
 インドラの矢が発動すれば、たちまち「人の死体」に化けるのですから。

 もうね。
 宮崎駿氏は、この手の「数字言語」を知っていると考えないと、説明が出来ません。

 というか、旧約聖書を編纂した人々も、古いイスラム教の人々も、日本語を使いこなせていて、尚かつ「数字言語」を使いこなせていたと考えないと、この流れの説明がつきません。

 それはそれとして。
 次回は、「硫黄」に関する話しを、もう少し掘り下げてみましょう。

 というか、次回は夏っぽく、ちょっと「お化け」「幽霊」が絡んだ、現実世界のお話になります。

 つづく

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Posted bysusa

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