神憑りのお話ーー19

susa

神憑りのお話ーー19

俺の屍を超えてゆけ「神に見放された気持ちが一番判る」
俺の屍をこえてゆけ より キツト(朱点童子) 「神に見放されたものの気持ちが誰よりも判るのは ぼくだからね」とか言ってます。私は、そんなあんたの気持ちが誰よりも判るよ。とか言いたいよ。いや、やっぱよくわかんねぇよ。だって。このひとみたく、割り切れねぇもん。

 この記事は この記事は《神憑りのお話ーー18》の続きです。

 このところ、テンションが低くて申し訳ございません。
 まだ、治りきってない傷痕みたいで、ほじくり返すのが結構きついんです。この辺りの話、書いてて、あんまり楽しくないんです。
 けど、書かないとお話が先に繋がってゆかないんです。
 ごめんさない。

俺の屍を超えてゆけ
俺の屍をこえてゆけ 廉価版(未開封) 未開封の永久保存版を2つ、開封したものを1つの、合計3つ買ったんですね、遊ぶのは、もちろん、どっぷりモード限定です。

 先々の事を考えると、あと2つ、語っておかなければいけないゲームがあるので、今回と、次回、ゲームにまつわるお話をします。

 旅の後、自分の置かれている状況が様々な映画や漫画やアニメやゲームに酷似しているように感じるようになり、その中でも、過去に遊んで得に気に入っていた幾つかのゲームが突出して似ていると感じました。
 それで、前回、前々回とヴァルキリー・プロファイルというゲームが似ているというお話しをしたのですが。
 それよりも、更に「似ている」と感じたゲームがあります。

 そのタイトルは、「俺の屍を超えてゆけ(通称オレシカ)」です。

 と言っても、そもそもヴァルキリー・プロファイルと俺の屍を超えてゆけは、見方によってはとてもよく似ていて、だから片方を自分の境遇に似ていると感じたら、かなり高い確率でもう片方も似ていると感じてしまうわけですが。

 まず、両者は共に「神様と人間の交わり」について語っています。

 ヴァルキリー・プロファイルは北欧神話がベースです。
 そこに、死者の魂を裁定するヴァルキリーという形で神と人との間に接点があり、神と人(巨人)との間に生まれた主神オーディンという存在で神と人との接点があり、自らを人間を超越した存在に作り変えようと試みる魔術師がおり、神と人との恋の物語があるという、多元的な形での「神様と人間の交わり」です。

 これに対して、俺の屍を超えてゆけは日本神話をベースにしています。

 その昔、一人の天女が人間の男と恋に落ち、子供が生まれました。
 最初は女の子で、この娘は後に太照天昼子というゲーム時点で天界の頂点に君臨する強力な神様へと育ちます。
 もちろん、元ネタは「天照大神」。
 天女と人間との間には、もう一人、男の子も生まれます。
 この男の子は、朱点童子となり、自分を不幸のどん底に突き落とした神々と人間に対して、熾烈な復讐を行います。

(というか、姉が「アマテラス」なら、朱点童子=「スサノオ」だという事は明らかです)

 そして、時が流れ、別の天女が、別の人間の男に恋をして、再び子供を儲けました。
 生まれた子供は、男の子かもしれませんし、女の子かもしれません。
 この子供は、プレイヤーの分身だからです。

 この第三の子供は、朱点童子によって二つの呪いをかけられてしまいます。
 短命の呪いと、断種の呪いです。

 そのため、この一族の子供はあっという間に成長し、あっという間に死んでゆきます。
(だいたい1年数ヶ月~2年程度で一生を終えます)

 そして、人間同士では子供が生まれてこないので、神様との間に子供を作ります。
(誰も突っ込んでいないのですが、このやり方だと、世代が進む事に人間の血が薄まって行くので、ゲームをクリアする頃には99.9%以上「神様」になっているはずです)

 そんな一族は、日本神話ではどの神様がモデルなのか――というと、「ツクヨミ」ですね。
 月は、毎日毎日、生まれては死んでゆき、その姿も変えてゆきます。
 1年は12個の月から成っています。
 そういう意味では、「月」という天体は、短命の呪いをかけられているのと同じにみえます。

 天界の勢力は、そのまま「天津神」、朱点童子と鬼達の勢力は「国津神」とみなしても良いでしょう。
 そう考えると、朱点童子の印象が、ゲームから受けるものとだいぶ変わって来ると思います。
(このブログでも、古代日本について長々とお話ししましたし)

 そんな風に、俺の屍を超えてゆけというゲームは「変形日本神話」なので、同じく「変形日本神話」である日月神示とはタダでさえ親和性が高いのです。

 そして、主人公一族の立ち位置ですが――

 天界の長である太照天昼子の計略によって良いように振り回され、復讐の鬼である朱点童子には徹底的にコケにされ――この辺が、もろに私とシンクロするわけです。

 いったい、俺は何をさせられているんだろう?
 いったい、俺の人生って何なんだろう?

 みたいな事を――『事態』が発生してからこちら、私はず~っと考えていたのですが、このゲームの一族の方々は、どうなんでしょう?

 鬼達との戦いに明けくれ、神々にも匹敵する力を持ち、あっという間に老いて死んでゆく主人公一族は、迷って、落ち込んでいる暇なんて無かったのかもしれません。
 そして、都の復興に尽力し、人々から感謝される――そういう意味じゃ、とても羨ましく感じます。

 それと。

 このゲームのテーマは、「花」です。
 ゲームの中に「花」というタイトルのオリジナルソングが入っているという徹底ぶりです。
(上記の『朱点童子=スサノオ』という前提に立てば、『花(鼻)』がテーマになっていることに、合点が行くと思います。)

 このゲーム、攻略本の助けを借りないと、かなりしんどいです。
 例えば、「術」を使う為には、巻物を見つけて来なければならないのですが、使い勝手のいい術が何処にあるのか、探し出すだけでも大手間です。
 得に、強力な全体回復系の術なんかは、持っていないと後半のボス戦で勝てなくなるので、術を求めて探し求めて延々彷徨うことになります。

 で。
 攻略本を探した時に、昔プレイした時に作った家系図なんかを見つけたのですが――

 覚えているんです。
 というか、『思い出す』んです。
 まず、名前の付け方が、「あいうえお」だったんですが。
 もう、そこから既に「日月神示」のニオイがプンプンしています。
(私の4度の名古屋への旅は「4(ス/ラ≒スサノオ)を探す旅だったんですよ」)


 そして。

 このゲーム、ゲーム開始時は西暦1018年1月なんですね。

 つまり、『ジャスト1000年前』。

 それで、また「シンクロニティー」を感じるのです。

 そして、懐かしくて新規に遊んでみるわけです。


 最初に女の子が生まれました。
(このゲームは、ゲーム開始時に「自分の分身」と「神様との間に作った子供」の2人から始まります)

 1月、2月、3月と、そこそこ上手くプレイして、ある程度お金(奉納点といいます)が貯まったのですが、「もう一段強い敵と戦っても大丈夫だろう」と思って先に進んだところ、呆気なく負けて、女の子が死んでしまいました。

 思いっきりブルーに成りましたが、こういうゲームなので、また新たに子供を作ります。今度は、奉納点か大夫貯まっているので、もっと強い神様との間に子供を作れます。

 ゴツイ顔の男の子が生まれました。
 そして、5月、6月、7月、8月と順調にプレイして、子供もある程度強くなったのですが、9月に、また戦闘に負けて死んじゃったのかな?
 何をやてんだよ。
 とか思いながら10月に神様との間に子供をつくって。
 そして11月――

 天界から子供が届くまで、1ヶ月間のタイムラグがあるので、毎年11月と12月の2ヶ月間だけ入山が許される大江山に、1人で挑んでみたんです。
 もし死んでも、子供かいるから大丈夫――って思ったんですね。
 あと、昔遊んだ時の記憶だと、大江山には結構良いアイテムが落ちてるってイメージだったので。

 だけど、敵がハンパ無く強くて、初代当主(自分の分身)が瞬殺されてしまったんです。

 あぁ。死んじゃった。
 子供一人から再スタートだ……

 とか思ったんですが、そうじゃないんですね。
 ゲームオーバーになっちゃったんです。

 唖然としました。
(なんか、自分の未来を暗示しているみたいで)

 え?
 子供つくったじゃん……
 とか、釈然としませんでしたが、このゲームでは後継者候補が「家」にいないと、ゲームオーバーになっちゃうシステムだったんですね。

俺の屍を超えてゆけ-家系図x
俺の屍をこえてゆけ より 家系図  ゲームオーバーになった痕、維持になって再スタートしました。今回は、名前は、「委任」でコンピュータに決めて貰ってます。ここまでくれば、「全滅」は無いでしょう。無いと信じたいです。

 あと、このゲームに引っかかりを感じた所というと。
「猫のウンチ」とか。
「9本の髪の毛」とか。
 イツカという家事手伝いをしてくれる女の子が頻繁に口にする「明日をばーんと、信じましょう」という台詞とか。

「猫のウンチ」については、名古屋の旅の一件がそうですね。
「9本の髪の毛」ってのは、「九の話し」です。
 それと、「明日をばーんと信じましょう」ってのは、「日月日をばーんと神示ましょう」

 それから、このゲーム。
 ラストは「地獄めぐり」です。
 だから、ラスボスは当然ーー神様に例えると、「イザナミ」です。

オレシカ・ラスボス(色反転) 
俺の屍をこえてゆけ より 最終戦闘直前のムービーより 主人公一族との戦いに敗れ、正攻法では勝ち目がないと判断した朱点童子は、主人公一族の初代当主の母親の胎内に潜り込み、同化してバケモノと化して襲ってくる。自分史上、もっともエゲツナイラスボスだった。夢に出てきたら、速攻でトラウマになるレベル。画像は、そのままだとグロいので、色を反転させたもの。

サキエル(エヴァンゲリオン)
新世紀エヴァンゲリオン より 第三使徒サキエル 攻撃を受けて頭部が二つになった状態。構図的には、そっくりなんですが、両者の間に、何らかの関係あるのかな? このぐらいあっさりしてると、可愛い。けど、上のはキッツい。

 昔遊んだ時は、なんでこんなグロテスクな演出をしたんだろう?
 とか思いましたがね。

 アマテラス。
 スサノオ。
 ツクヨミ。

 と来たんだから、当然のように、イザナミが絡んでくるんですね。


 そんな感じで、「俺の屍を超えてゆけ」というゲームには、かなり「シンクロ」を感じたわけでした。


 つづく

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Posted bysusa

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omachi  

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