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神憑りのお話しーー06

susa

神憑りのお話ーー06
月に吠えられねぇ「思い、幻、言霊の街」s 
  「月に吠えらんねぇ」より 第一話のラスト。とにかく、変な街であった。何処が? とりあえず、名古屋。

 この記事は神憑りのお話しーー05》の続きです。

 申し訳ありません。
 訂正があります。
 前回お話したことの前に、別の行程が入っていたように思われます。

 そして、この時の旅では、名古屋に付いた時、陽は既に落ちていたと思われます。
 ということは、ホテルで一泊して、その翌日に田母神候補の演説を聴いて、それから名古屋に向かったのだと思われます。
 この時、SAYAという歌手の方と一言二言言葉を交わしました。
 田母神ガールズと呼ばれていた女性の一人です。
(おそらく、あとで、また名前が出てくるので)

 名古屋に到着して、すぐに宿を探しました。
 とても疲れていた事を覚えています。
 それで、目に止まった手近なビジネスホテルに泊まろうと思ったのですが、ここで《そいつ》に怒られて、もう少し安い宿を探すことになりました。
(霊とか神とかではなく、《そいつ》と呼ぶのが正しいような気がしてきたので、今後は、《そいつ》と表記すると思います。《そいつ》=《三一二》で、一二三神示に相応しい字面だからです)

《そいつ》は、男性的だったり、女性的だったり、状況によって性別(人格も)が変化するのですが、この時は女性的でした。
 以前、おみくじの話をした時に《思いのほか早く女の子が生まれる》というような一文があったと書きましたが、まさに、それです。

 それで、しばらく歩くと、すごく安い所がありました。
 素泊まりで1980円だったか、2980円だったか、というレベルの宿です。
 ですが、ネットが使えなければ意味がありません。そこだけは確認して部屋を取りました。

 ところが、この宿はWifiオンリーで、有線接続が出来ませんでした。
 持ってきた私のマシンには有線しかついていないので、困ってしまい、それで駅前の家電量販店にUSB接続のWifiを買いにゆくことにしました。

 この時、歩道の脇に陣取っているホームレスの方を観ました。
 かなり、独特の雰囲気を醸し出している方でした。

 Wifiを購入してホテルに戻る際、ちょっと異様な車と出くわしました。
 まるで、テレビや映画などで幽霊が現れる時の演出に用いられるような不気味な音楽を大音響で垂れ流している車でした。
 しかも、徐行運転だったので、やたらと目につきました。

「いったい、どういう趣味なんだろう……」
 唖然とさせられましたが、それ以上に、このことで、自分が何処か違う世界に紛れ込んでしまったかのような不思議な感覚にさせられました。

 食事がまだだったので、近くの食堂に入りました。
 非常にお腹が空いていたので、ちょっと多めに頼んだつもりだったのですが、出てきた食事のボリュームは、「え? たったのこれだけ?」と思うような少量で、まだ食べ足りない感じでした。

 それでも、食べたは食べたので、ホテルに戻ってWifiの設定に挑んだのですが、私の持ってきたネット用のマシンはLinuxなので(Windowsマシンも持ってきてはいたけれど、ネットに繋ぐための物ではありませんでした)、パッケージの中に用意されている説明書だけでは、回線をつなぐことは出来ませんでした。

 しばらく悪戦苦闘したものの、結局あきらめて、風呂(というかシャワー)を浴びに行き、それから、またお腹が空いたので、コンビニに買い出しに行きました。
 その際、先ほどのホームレスの方とは違うホームレスの方と出くわしました。

 綺麗な街なのに、ホームレスが多いなぁ……

 というような事を思ったと記憶しています。
 それで、気になる所があったので、コンビニで、私の分の食べ物の他に、その人の分のおにぎりか何かと、カップ酒か何かを買って、そのホームレスの方の所に行って、差し上げました。
 それで、代わりに、少し話を聞かせてもらいました。

  当時の私ははまだ、「神様の言うとおりにしないと世界がどうにかなってしまう……」という妄想のまっただ中にいて、でも、具体的に何をすれば良いのかなんて判るわけもなくて、そのヒントが掴めるかもしれない、とか思ったのです。
 それと、「明日は我が身」かもしれない、という予感もありました。

 それで、「なんで、こんなひどい世の中なんでしょうね? 世の中は、どうすれば良くなるんでしょうかね」みたいなことを尋ねたのですが、そこでスッパリと明階な答えが帰ってくるわけもなく、その方は「自分には判らない……」
 みたいな事を言いました。

 それで、その方とはすぐに別れたのですが、別れてから、私は感極まって、泣いてしまったと記憶しています。
 泣きながら歩いて、歩きながらコンビニで買ったものを食べたんじゃないかと思います。

 その途中で、最初のホームレスの方と出くわしました。
 歩道の幅半分ぐらいを占拠していて沢山の荷物を広げていたと思います。それと、タバコとかを干していたと思います。いわゆる「消しモク」ってやつですね。

 それが目に止まって、なんとなく、その方にも話しかけました。

 どういう風に会話が流れたのかは覚えていませんが、そのホームレスの方が「自分は神様だ」みたいな事を言いました。
 あるいは、私が「あなたは神様ですか?」と尋ねて、「神様だ」と言ったのかもしれません。
 変な状況ですが、不思議と私は、それを納得してしまいました。

 あぁ。
 この世界では、神様ってのはこんな悲惨な境遇にあるのか。
 だから、こんなひどい有様なのか……

 みたいなことを思ったんじゃないかと思います。
 それで、その方と別れて、またホテルを目指したのですが。

 確か、唐突に、SLの汽笛の音が聴こえてきました。
 ポッポー、という、アレが。
 真夜中の名古屋の街に、響き渡りました。
 普通に考えれば、例え駅にSLが停車していたとしても、夜中に街中で、そんな事をするわけがないのですが。
 それでも、聴こえてきたのです。

 つづく。

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Posted bysusa

Comments 2

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マーボ丼  
はじめまして

初めまして、susaさん。僕は『マーボ丼の独り言日誌MK-2』の管理人のマーボ丼です。度々、僕のブログにお越しになられていらっしゃいますので、コメントさせて頂きました。
これも何かの縁です。よろしければリンク申請をお願いできないでしょうか?

2018/04/29 (Sun) 00:44 | EDIT | REPLY |   
susa  
Re: はじめまして

初めまして、マーボー丼さん。
遅くなってゴメンナサイ。
リンク申請の件、OKです。

よろしくお願いします。

2018/05/01 (Tue) 11:55 | EDIT | REPLY |   

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