富士と日と月(二二と一と二三)ーー(02)

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富士と日と月(二二と一と二三)ーー(02)

弓と禅L  
「弓と禅」 オイゲン・ヘリゲル ドイツ人哲学者が、弓道を通じて、日本の精神(禅)を理解しようとする戦前のお話。ヘリゲルが師事した方は、「ソレ」について、基本的に語ることを禁じていた。話してしまうことで、「大切な何か」が失われる、あるいは壊れると考えていたのだろう。そして、「言葉であれこれ説明しようとする者は、《罪深く、追放されるに値する》」とその師は語った。そうすると、私は「追放されるに値する罪人」になるのだろうか?


 この記事は富士と日と月(二二と一と二三)ーー(01) の続きです。

「禅と弓」という本があります。
 著者はオイゲン・ヘリゲルというドイツ人哲学者で、戦前に日本に来日した彼が、日本で弓道を学び、そこで体験した事を書き綴った本です。
 かのスティーブ・ジョブスの本棚の中にあったということで、脚光を浴びた事もあります。
 
ヘリゲル氏が師事した方は、弓の名手で、真っ暗な闇の中、線香の小さな灯りだけを頼りに、50m先の的に向かって弓を二連射し、一つ目の矢は的のど真ん中を射抜き、二つ目の矢は一つ目の矢の真後ろに的中し、一つ目の矢を引き裂いてしまう、といった芸当の出来る方でした。
 その師匠が大切にしたのが、「ソレ」と呼ぶ存在でした。
 ただひたすら反復練習を繰りかえしていると、やがて肉体に「ソレ」が宿るようになり、「ソレ」に全てを任せる事で、上記のような「神懸かった」あるいは「奇跡のような」技を放てるようになる――
「禅と弓」という本は、そんな「神秘的な境地」を、
ヘリゲル氏が習得する物語です。
 この本は、現在も世界中で(地味に)売れていて、主に霊体験に関心のある方や、あるいは武道を極めようという方が買い求めているようです。

 実は、私もこれと同じ事が出来ます。
(※弓は出来ません。出来るのは、「ソレ」を身体に宿す方です)

 私の場合は、機械操作でこれを身に付けました。
 フライスという工作機械をご存じですか?
 X軸、Y軸、Z軸の3方向に動かす為のハンドルと、巨大な刃物を回転させるモーターが付いていて、主に金属加工に用いる工作機械です。
 私はこれを、最初の十分間ぐらい「今回の仕事はこれ」と身体(ソレ)に覚え込ませて、あとはひたすら仕事と違うことを考えて(瞑想して)、仕事は身体に任せてしまう、という事が出来ました(フライスにはもう何年も触っていないので、フライスで、今でも同じ事出来るかどうかは判りません)。
 ですが、「ソレ」に仕事を委ねると、自分が意識して作業を行う時よりも、「速くて正確」だったので、かなり重宝していました。
 これには副作用があって、とにかく、頭が疲れます。
 一日が終わると、眠くて眠くしてかたが無く、ご飯を食べたらたちまち眠ってしまう、という状態でした。

 自分の中に何かが降りてきて、シンクロする。エヴァンゲリオンを「エントリープラグ」内のパイロットが操縦するのと、そっくりだと思いませんか?

 それから、「禅」は、とにかく素晴らしいもののように語られますが、実は、とても危険な一面を持ちます。「禅病」と呼ばれる、時折、異常状態に陥るケースがあるのです。
 そのため、「禅」は原則として、上級者の指導下で学ぶことになっています。

 全く同じ現象は、ヨガにもありますし、気功にもあります。
 禅病に相当するものは、ヨガでは「クンダリーニ症候群」。気功では「偏差」。
 仏教では「魔境」と呼びますし、キリスト教だと単純に「悪魔に魅入られた」と表現されます。

 一度この状態になると、治療法は基本的にありません。
 日月神示に関わった方の中には、これらと同じような状況になる方が時々現れます。
 だから、念を押しますが、「関わらない方がいい」です。
(これ以降、いちいち断りは入れなくなると思いますが、忠告はしましたからね)

 つづく


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Posted bysusa

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