(政治・経済)「民信なくば立たず」

susa

(政治・経済)「民信なくば立たず」

 今からおよそ2千5〜6百年前。
 春秋時代の中国に、孔子という高名な哲学者がいました。
 儒教の始祖であるこの孔子は、弟子たちに沢山の教えを伝え、それは日本にも伝来し、日本人の価値観にも多大な影響を及ぼしました。

『論語』です。

孔子-s
孔子 ある晴れた昼下がり、市場へ続く道を荷馬車がゴトゴトと孔子を乗せて走ってゆく。あぁ、孔子の運命や、如何に?


 その中に、「信なくば立たず」という短文があります。

子貢政を問う。
子曰く「食を足し、兵を足し、民これを信ず」
子貢曰く「必ずやむことを得ずして去らば、この三者において何をか先にせん」
曰く「兵を去らん」
子貢曰く「必ずやむことを得ずして去らば、この二者において何をか先にせん」
曰く「食を去らん。古より皆死あり。民信なくば立たず」

 簡単にいうと、政治の優先順位は、1が信頼、2が生活、3が国防、ということです。
 もちろん、程度というものはあります。
 この「信なくば立たず」という短文は、「どうしても切り捨てなければならないとしたら、どれから切り捨てていきますか?」という前提の問答なので、ある程度の余力が出来たのに、一向に防衛に予算を回さない、というのは論外です。
 しかし、「国防が大切だから」という口実で、国民生活を犠牲にしたり、まして、「防衛問題では○○さんしか頼れる人がいないから、裏で多少おかしなことがあっても、大目に見てあげなきゃならないんだ」みたいな発想というのは、あってはならないことなのです。

 それが、日本のサムライの中に培われてきた思想です。

 これを前提に考えると、「保守」を自称している政治運動家の方々は、「はっきり言って、外道」もしくは「外国の手先」とみなされても仕方が無いような、むちゃくちゃを言っているということになります。

 何故ならば、国防が最優先ということになってしまうと、「あの国は危険だ」「こっちの国はオカシイ」と効きを煽り続ければ、どんな不正もやりたい放題ということになり、国が傾いてしまうからです。

 防衛問題だけを優先させ、国民の生活を犠牲にし、政治家は法律を無視してやりたい放題をしている国というと、どんな国があるでしょうか?

キム・ジョンウン-s
北朝鮮の指導者 金正雲 防衛で国民を納得させて、国民には苦しみを、軍と党幹部は何でもアリという、すごい政策を続けてきた結果、北朝鮮は地獄のような所になってしまった。私が学生だった頃は、韓国よりも北朝鮮のほうが裕福だった。(北朝鮮が良かったというより、韓国が酷すぎた。ある意味で、北朝鮮は確かに地上の楽園だった。ただし、それはあくまでも「韓国と比較した場合」という意味での話)

 総理大臣を、「国防こそ再優先。とにかく、他のことは眼をつぶる」とか言って選んで来た人は、一度よく考えてみることだね。指導者に一番大事なことは、「信用できる」こと。「嘘つかない事」だよ。

 私のことは信じなくてもいいけどさ。
 日本の武士たちが手本にした人の言ってることに関して、真剣に考えて見るくらいのことはしようよ。

1 とにかく軍事を優先する。
2 増税とかどんどんやって、一般国民の生活負担を増やす。
3 政治家はすギャンダルがでてももみ消す。ごまかす。はぐらかす。責任なんて取らない。悪いのは全部他のやつ。いつだって自分は正しい。

 安倍政権のやってることと、北朝鮮のやってきたこと、同じだろ?
 そして、孔子の教えとは真逆だろ?

 その上で、先日書いた

 そして、《変態》という人種が生まれた――⑩

 の記事を読んでもらえると、笑えると思うよ。

 シャアも同類だから。
 三人とも、
他者の心情を少しも理解できない人達なのよ。
 そういうのが人の上に立ったら、不幸が量産されるんだよ。

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Posted bysusa

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