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ピテカントロプスの神様(心の中に住み着いた誰か)――⑤

susa

ピテカントロプスの神様(心の中に住み着いた誰か)――⑤

よつばと「くろいおばけです」
「よつばと!」より

この記事は《ピテカントロプスの神様(心の中に住み着いた誰か)――④》の続きです。

 単なる生理食塩水や小麦粉を錠剤状に固めたものを、「特効薬です」と信じ込ませて注射や点滴、あるいは服用させることで、「本当に病気が改善してしまう」という現象があります。

 みなさまよくご存じの、《プラシーボ効果》というヤツです。


 非常に有名なこの現象の裏にあるモノは、「女王(意識)」の願いを叶えようとする「ワーカー」の働き、すなわち「無意識」が引き起こす現象だと考えられています。
 また、コレと真反対の現象もあります。
「会社(学校)に行く時間が迫ると、体調が悪くなる」という現象です。
 この体調不良の裏にも、やはり「無意識」が関与していると思われます。
 体調不良を引き起こせば、「会社(学校)に行きたくないなぁ」という「女王」の願いを叶えたことになるので、ワーカーが身体に働きかけて、体調を悪くするのです。

 まさに、生かすも殺すも思いのまま。「ワーカー(無意識)」の匙加減次第。
よつばと「しんだー」「生き返った」
「よつばと!」より

 ですが当然、身体の中の何処を捜しても、ウィルスや原因を生じさせている患部など見つかりません。体調不良は起こせても、流石にウィルスを作ることまでは出来ないのです。

 ところで、私は以前、慢性疲労症候群と呼ばれる、未だに解明されていない謎の多い病気を患ったことがあるのですが、思い返してみれば、確かにこれは「会社(学校)行きたくない病」の親分みたいな感じでした。殆ど寝たきりになります。身体は鉛のようになり、200メートルも歩くと息が上がって、休まなければなりませんでした。とにかく、ものすごくシンドかったです。(その結果、アロマテラピーや瞑想を覚えました)
 これはもう、会社や学校といったレベルではなく、世界全体に対する拒絶が引き起こしている症状なのかもしれません。
 現在、日本では人口の0.3%程が、この病気だと診断されているそうです。
(私の時は、0.01%=1万人に1人だったか、10万人に1人の割合だったような記憶があります。恐ろしい勢いで増えてませんか?)

 では、この病気の原因が「精神(意識)」であったとして。
 このことは、何を意味しているのでしょう?

よつばと!「それ歌詞違うだろ」
「よつばと!」より

1 ただただ、病気にかかった私が弱虫である。
2 情けないことに、軟弱な人間が30(300?)倍に増えた。
3 弱虫とか軟弱とかいう事ではなく、世の中が、着実に悪い方へ悪い方へとものすごい勢いで向かっている。

 こういう事は、着目する場所によって、解釈も大きく変わってきます。
 そして、この世の中は、特定の言葉の一つや二つで説明出来るほど、単純じゃないです。

「ワーカー(無意識)」は、「女王(意識・精神・自我)」の指示に従って、目標を実現すべく活動を行います。また、女王の活動の直接的な補佐も行います。
 自動車を運転している最中に、意識が完全に会話に向かってしまっていたにもかかわらず、事故を起こさずちゃんと目的地まで到達した、なんていうのは、「ワーカー(無意識)」が存在するからこそなし得る技ですし、何年も何十年も判らなかった難問の答えが、ある瞬間バッと閃く、なんていうのも、「ワーカー(無意識)」という存在による成果です。
 また、精神的、あるいは外因性のショックを受けて言葉を全く話せなくなる「失語症」も、「言語野」という「専門分野を持ったワーカー」との連絡が、何らかの要因によって付かなくなった事によって生じる病症だと思えば良いでしょう。

「女王(意識)」は、多くの部下達に支えられているからこそ「女王」として振る舞えるのであり、独りぼっちになってしまうと、哀れなくらい無力となります。

 その感覚は、高い熱を出すとか、精神的に強いショックを受けるなどして、考える事も満足に出来ない状態を経験した事があれば実感として判るはずです。ほんの些細なことで、人間というのは、力を引き出すことが出来なくなってしまいます。
 ある種の有機溶剤(トルエン)を常習すると、「女王(意識)」を補佐するはずの「ワーカー」が死滅してしまうそうですね。そうなると、自分が何者なのかということさえ、判らなくなるそうです。この世に究極の孤独というモノがあるのだとすれば、おそらく、この状態がソレなのでしょう。

 ワーカーは、女王(意識)が「お金持ちになりたい」と願えば、それも叶えようと勤めます。(貧乏な私が、そんなことを言っても説得力はないでしょうけどね)。
「大金持ちになる具体的イメージ」を描き、高いモチベーションを維持し続ければ、ワーカーはそこに辿り着く為の模索を必死に行うでしょう。
 その流れに乗っかれば、あるいは上手くすれば、本当に、運命の流れが「お金持ち」の方に向かって流れ出し、「大金持ち」になるかもしれません。

 さて。
 ここんところで、何か気がついた方は、いらっしゃるでしょうか?

 これは、「スピリチュアルな方々が言うところの、《引き寄せの法則》」と、内容的には同じ事を言っています。

 言っていることは同じなのですが、もし統計を取ったなら、「神様」とか「宇宙の法則」とか本気で思っていたら効果が出たのに、「ワーカー」だとか思っていたら、あまり効果が現れなかった、という事が起こりうると思います。

 プラシーボ効果って、そういうモノだからです。

「薬」だと本気で思って飲まないと、効果が出ません。

 それと、今、私は「神様」が居るとか居ないとかいう話しをしているのではありません。(勿論、宇宙人云々なんてことは、輪をかけて言ってません)。
 ただ、「無意識の働き」は、《引き寄せの法則》と同じ現象を説明出来る、と言っているだけです。
よつばと「かみさまはどこですか」
「よつばと!」より

(今回は「ピテカントロプスの神様」がテーマです。ので、「ホンモノの神様」の件に関しては、いずれ書くと思います)


 つづく。

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Posted bysusa

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