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人の脳は、どうして大きくなったのか?――その②

susa

人の脳は、どうして大きくなったのか?――その②

 この記事は《人の脳は、どうして大きくなったのか?――その①》の続きです。

 これは、ネタでやっているお笑い話しではありません。

 至極真面目な「科学」として解説しております。

 脳が熱源であったという仮説は、人類にとって長年の疑問であった、ある一つの謎を解き明かす、重大なヒントをくれます。
 人間の頭の上だけにある、際限なく伸び続ける不思議な毛。
 コレはいったい、何なのか?
 という疑問。
 そう。「髪の毛」の謎です。

 今回は、「人間には、なぜ髪の毛が生えているのか?」

 という謎解きです。


「脳熱源説」は、「髪の毛」の謎に対して、説得力のある解答を示してくれます。

 体毛は残らず失ってしまったのに、何故、髪の毛だけは残ったのか?
 なぜ、人類の髪の毛は、際限なく伸び続けるのか?

 脳が体温を下げさせない為の熱源であるとしたら、頭を冷却することは、無意味というか、熱を保全するという目的に対してマイナスになります。熱源は、可能な限り高温であって欲しいからです。

人間の熱源と冷却対象箇所


 そのため、身体の他の部位の毛が少なくなって行く間も、頭部(脳の周囲)だけは、毛が温存されることになります。
 体毛が少なくなって行くと、本来毛になるはずだった栄養素が、行き場を無くします。

 この「毛」の材料が、体内で悪さをしでかすと大問題です。
 ですので、不要となった「毛」の材料も、何処か適当な形で処分しなければなりません。
 何処が良いでしょう?
 というか、こういう材料は、毛を必要としているところに回してやるのがベストなのです。
 身体の中で、手厚い保温をしている箇所は何処ですか?
 脳みその周辺です。
 ということで、脳みその周辺の毛に限って、気前よく栄養が集まる様になりました。
 人類のみが持つ、何であるのか判らない不思議な「髪の毛」は、このようにして作り出されることになりました。
おでこに毛が生えないのは、そこに長い毛が生えていると、視界を遮って、生存に著しく不利になるからです

 十分に成熟した男性の髪の毛が失われるのは、かなり後になって「俺は髪の毛なんて必要が無いくらい、成熟しているんだ。髪の毛が無くても、生き抜くだけの経験と力があるんだ!!」というアピールすることを目的に、仕様変更されたものと推測します。
(現代人からすると、とんでもない改悪です)

 と。
「脳」に求められていた機能は「熱源」だったという見地に立つと、人類の頭に、なぜ「髪の毛」が生える様になったのか、という謎も、芋づる式に解き明かされます。

つづく

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Posted bysusa

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