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 コノハナサクヤヒメはお笑いになられる――その①

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 コノハナサクヤヒメはお笑いになられる――その①
(この記事は《スサノオは一万歳――その⑤》の続きです

サクラs

 現在の冨士山の神様は、コノハナサクヤヒメです。
 いろいろな物の神様を兼任していますが、中でも有名なのが「花」。コノハナサクヤヒメは、サクラの花の神様です。
 富士山に関しては、初代冨士山の神様は、スサノオです。

 なぜ、コノハナサクヤヒメに代替わりしたのでしょう?

 答えは、「冨士山が勝手に女性化しちゃったから、それに併せた」
 そして、
「これからも、ずっと温和しくしていて欲しいから」です。

 八千年ぐらい前、冨士山は安定期に入りました。
 安定していた期間は二千年以上。
 もの凄い安定っぷりです。
 あれほど荒れ狂っていた冨士山が、そこまで変わったのです。

 当然、植物が増え、動物達が増え、遂には人間が再び定住する様になりました。
 今は木々に覆われていますが、木々が生える前の冨士山には、色とりどりの花々が咲き乱れていたことでしょう。
 それは、遠くから眺めると、鮮やかなドレスを纏っている様に見えたことでしょう。

 登れば、そこからの長めは天国と見まごう様な絶景だったに違いありません。
 すると人々は思います。

「こんなの、スサノオじゃない……。スサノオってのは、もっと無愛想でゴツゴツしてるんだ。これじゃ、まるでお姫様じゃないか……」と。

 そして、現状に相応しい、新しい富士山の神様が人々の手で創りだされます。

 そうして産まれたのが、「コノハナサクヤヒメ」です。

 ところで。
 イザナギ、イザナミの物語のテーマは、愛と悲劇でした。
 スサノオの物語のテーマは、成長でした。

 では。
 神話におけるコノハナサクヤヒメの物語のテーマはいったいなんでしょう!?

 その②へつづく

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Posted bysusa

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