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「やおよろずの神々」に関する考察――その③

susa


「やおよろずの神々」に関する考察――その③

(この記事は《
「やおよろずの神々」に関する考察――その②》の続きです


竹とタケノコ

 八百屋さんはタケノコを売ります。
 竹は売りません。


林檎の木とりんご
 八百屋さんは、リンゴの実を売ります。
 リンゴの木は売りません。


 八百屋さんは、柿の実を売ります。
 柿の木は売りません。
 そうです。八百屋さんは、別けられるものは、決まって

「おや」は売らずに子供だけを売る
のです。



 ここで、奇妙な一致を発見出来ると思います。

「やおや」と「おや」

 です。

 おやおや。
 じゃなくて。


「売ってくれよ」
 とお客に言われ、苗木を出すのは苗木屋さん。
 花を出すのが花屋さん。
 ならば、

「やお」を出すのが「やお」屋さんのはず。


 そう。

「やお屋」は、「やお」を売るから、「八百屋」
なんです。

 そして、「やお」というのは、まぎれもなく、「おや」の反対なんです。

「親(おや))の反対は、勿論子供ですが、同時に、親(おや)の反対は「やお」でもあるのです。

 だって、「おや」を逆から読んだら「やお」だもの。
 ということは、「八百屋」さんの

「やお」が意味しているのは、「こども」


 ってことになりますよね。植物の子供。
 つまり、「果実」や「若芽」を意味しているんです。
 ちゃんと、筋が通った状態で、繋がってるでしょ?

 そして、「八百屋さんが社会に現れた時には、すでに《八百万の神々》という言葉は、日本人社会の中に、存在していた」のです。ですから、当然のように、やお屋さんの《やお》にも、「八百」という漢字が用いられました。

 おそらく、「八百」という数字には、「たくさんの商品を扱う」「品ぞろえが良い」という意味もあるのでしょうが、それは後付です。



「竹の子」は売る。

「竹の親」は売らない。



「親」は売らない。

「親の反対」を売る商売。


「親の反対」は「やお」。

 だから、「やお屋(八百屋)」



 ほら。
 ちゃんと、筋が通った状態で、繋がってる。


 その④へつづく。

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Posted bysusa

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