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遮光器土偶・ヒルコ説

susa

遮光器土偶・ヒルコ説

(イザナギとイザナミの物語の保管記事)



  • 遮光器土偶



 遮光器土偶の異形の一旦は、「奇形児の神」である処から発しているように考える。
 例えば、イザナギとイザナミは、最初に奇形の子供(ヒルコ)を産み、それ以後は正常な子供(神々)を産んだ。
 つまり、夫婦がヒルコを自分達の疑似的な子供と見立てて崇める事によって、次の子供からは健康な子供が生まれる、という験担ぎをしたのではないだろうか?
 遮光器土偶の作りは、余りにも精巧で、一般の個々人の為に作られたモノであるとは考えにくい。もし個人のものであったとするならば、余程の権力者のものである。もし、これが集団全体の共有物であったのならば、それは宗教的な意味を持ったシンボルということになる。
 服も実に立派で、頭の上には、冠のようなものまである。それは、通常の人間のそれとは明らかに異なる。つまり、崇拝の対象=神々である。

 遮光器土偶が象ったものが神々だとすれば、その名前が「神話」の何処かにその名が残っている筈である。何故ならば、この遮光器土偶は日本中から広く出土している。それほど広範囲で「崇拝」されていたのなら、当然、神話の中にその名前が残されていないはずはないからだ。
 となると、この異形に該当しそうな神として、「ヒルコ」が最有力候補として残る。

 縄文の人々は出産の無事を祈るからこそ、出産直後に流された奇形の神、ヒルコを奉ったのではないだろうか?

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Posted bysusa

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